2018年7月28日(土)から8月5日(日)まで、愛知県の各所で開催されているコスプレの祭典「世界コスプレサミット2018」(通称、コスサミ)。今年は36の国・地域から代表のコスプレイヤーが集結し、期間中に行われるさまざまなイベントに参加をしている。そんななか8月2日(木)、各国の代表コスプレイヤーは愛知県の大村秀章知事、名古屋市の河村たかし市長を表敬訪問した。
「世界コスプレサミット」の表敬訪問と言えば、毎年、大村知事・河村市長のコスプレ姿がSNSなどで話題にあがり、“コスサミ名物”とも言える催し。本記事では今年の2人の衣装に注目して紹介する。
大村知事はSAOの主人公、キリトのコスプレ姿を披露!
今年、大村知事が披露したのはライトノベル「ソードアート・オンライン」(SAO)の主人公、キリトに扮した姿。全世界で累計2000万部を発行する人気の作品だけに、その姿を見た代表コスプレイヤーたちからは歓声が上がった。黒くシックな装いは、普段目にする知事とはまたひと味違った印象。武器「ダークリパルサー」を持ってポ―ジングを決め、会場を沸かせるシーンもあった。そして、8月5日(日)に行われる“コスプレの世界一決定戦”「ワールドコスプレチャンピオンシップ」に出場する代表コスプレイヤーに向けて、大村知事は「GOOD LUCK!」と1人1人と熱い握手を交わした。
河村市長は“死の外科医”に変身
一方、名古屋市の河村市長が披露したのは、マンガ「ONE PIECE」に登場するトラファルガー・ローに扮したコスプレ姿。主人公モンキー・D・ルフィのライバル的存在であり、“死の外科医”の異名を持つ人気キャラクターだ。河村市長が同作のキャラクターに扮するのは今回で2回目。年々コスプレのクオリティが上がっている印象を受ける。なお、この表敬訪問には名古屋おもてなし武将隊の豊臣秀吉も参加。「ワールドコスプレチャンピオンシップ」での健闘を祈り、各国代表コスプレイヤーと河村市長は、秀吉の掛け声に合わせて勝ち鬨(かちどき)を挙げた。
今回、愛知県・名古屋市を表敬訪問し、コスプレ姿の大村知事・河村市長から力強いメッセージを受け取った各国の代表コスプレイヤーたち。「ワールドコスプレチャンピオンシップ」では彼らがどのようなパフォーマンスを繰り広げるかぜひ注目して欲しい!
淺野倫孝