参道を覆う紅葉のアーチが見事!広大で美しい二尊院で感じる秋

関西ウォーカー

ウマが駆けることができるほど広いことから“紅葉の馬場”と呼ばれる二尊院の参道には、秋になると頭上に紅葉のアーチができる。本堂前の庭園など、その先にある美しい風景を思いながら、広々とした参道の景色を楽しんで。<※情報は京都ウォーカー2018秋(2018年9月14日発売号)より>

参道をおおう木々が赤や黄に見事に色付く


例年、11月中旬から12月上旬に見ごろを迎える/二尊院


散りモミジが見られる12月上旬に訪れるのもおすすめだ。

本堂に安置される2体の像/二尊院


木造釈迦如来立像・阿弥陀如来立像。向かって右に発遣の釈迦如来、左に来迎の阿弥陀如来が並び立つ。おもな国宝・重要文化財として、絹本著色逍遥院実隆像・称名院公条像、絹本著色浄土五祖像、絹本著色十王像など複数挙げられる。

二尊院の美しい理由は?絶景を大解説


赤や黄に色付く木々のアーチが美しい参道以外にも、総門の先には本堂や庭園など、見どころがめじろ押し。

【写真をみる】1614年に伏見城の薬医門を移築した総門/二尊院


京都市指定有形文化財にも指定されている。総門をくぐって200m続く、長く広い参道は“紅葉の馬場”とも呼ばれる。参道の両わきにはカエデが並び、赤や黄に染まった葉が頭上にアーチを描く。

■二尊院<住所:京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27 電話:075-861-0687 時間:9:00~16:30 休み:なし 駐車場:なし 拝観料:500円 アクセス:JR嵯峨嵐山駅より徒歩15分>

関西ウォーカー編集部

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