2018年12月22日(土)、名古屋市港一帯で「冬コス in NAGOYA PORT」が開催された。
「冬コス」は、世界最大級のコスプレの祭典「世界コスプレサミット」を運営するWCSが手掛けるコスプレフェスで、今回が初開催となる。当日は500人を超えるコスプレイヤーが会場を訪れ、「名古屋港ポートビル」周辺をはじめ、「名古屋港水族館」「名古屋港シートレインランド」周辺での撮影会やコスプレ交流を楽しんだ。
今回、注目を集めたのはサンタコスチュームなど特別衣装のキャラクターに扮したコスプレイヤー。クリスマスシーズンという時季ならではの衣装を披露し、会場各所にはカメラマンの列ができていた。また名古屋港のロケーションを活かし、戦艦をテーマにしたシミュレーションゲーム「アズールレーン」や、大人気スマホゲーム「Fate/GrandOrder」のキャラクター、VOCALOIDの「初音ミク」に扮するコスプレイヤーも多く見られた。
日没後は会場各所でイルミネーションが点灯。メインステージではアニソンDJパフォーマンスが行われ、参加者たちは夜間撮影やステージ観覧など思い思いの時間を満喫したようだった。
そんななか、参加したコスプレイヤーに初開催の「冬コス」について話を聞いてみると、「肌寒いけど、冬に大きなコスプレイベントが名古屋であるのはうれしい」「来年もあったらぜひ参加してみたい」など満足度の高いコメントが多かった。次回の「冬コス」の開催は未定だが、継続して開催されるようであれば、「世界コスプレイベント」「ホココス」に続く、名古屋の一大コスプレフェスへと成長する可能性を感じた。
淺野倫孝