数ある雪まつりの中でも“ハラハラ度”はNo.1!?道央エリア、北海道・札幌の西に位置する倶知安町(くっちゃんちょう)で開催される「雪トピアフェスティバル2019」は、豪雪の町ならでのリアルガチな体験型の競技がめじろ押しだ!
2日間で「雪中ボブスレーゲーム」や「雪中宝探し」など、雪にまみれて参加できるイベントが多数開催される中、最も会場がヒートアップするのが「激走!水面滑走トライアル」。雪上をスキーで滑走して、そのスピードに乗って長さ13mの水面を渡りきることを目指す競技だ。
もちろん、途中でバランスを崩したら水中にドボン!極寒の地で“ガチガチ”になるリスクがある中で、いかに華麗な技を披露できるか?挑戦者の勇気とテクニックに注目したい。
さらに、こちらもドボン系の競技である「水面忍者わたり」も必見。参加者は水面に浮かんだ約13mの浮島を忍者のような身のこなしで渡りきることにトライする。シンプルながら、転倒せずにゴールするのは至難の技……。ただし、外国人が多く住むことで知られる町だけに、挑戦者は国際色豊か。忍者のDNAを受け継いだ日本男児もビビっている場合ではない!?ユニークな競技を通して、国を越えて友だちを作れることもこのイベントの魅力なのである。
また、会場には巨大な雪だるまや滑り台も出現するほか、豪華景品が当たる抽選会なども開催される。当日は会場となる倶知安町旭ケ丘スキー場が無料開放されるので、“ドボン”せずとも家族や恋人と一緒に存分に雪を楽しむこともできる。約20軒が出店する屋台も登場するため、アツアツのグルメで冷えた体を温めながら童心に返って雪まみれの2日間を過ごしたい。
浅原 聡