神奈川県内にニューオープンした話題のベーカリーはまだまだたくさん! どこも新店ながらキラリと光る個性で、地元ではすっかりおなじみの愛される存在に。今回は、鎌倉、茅ヶ崎、真鶴のニューフェイスをピックアップ。シェフのこだわりが詰まったパンを目指して出かけてみよう!
本場仕込みの正統派フランスパンなら長谷の「Boulangerie Ensemble」へ
2018年8月オープン。コンセプトは「本場フランスのブーランジュリー」で、パリでの修業経験を持つオーナーシェフが、国産、フランス 産、ドイツ産など13種類の小麦を使い分けて作る、正統派のパンが並ぶ。北海道・ノースプレインファームの有機牛乳、栃木県・ワタナベファームの平飼い卵など、生産者から直接仕入れた安全な素材を使用している。
海辺の「パン屋秋日和」の素朴なパンにほっこり
都内でパン職人をしていた店主が、独立を考えていた時期に夫婦で訪れた真鶴を気に入り、移住して2018年11月に開店。「余計なも のを加えずシンプルに。できる限り手作りで」と毎日食べても飽きないパン作りに励む。現在は小さなスペースで゙間借り営業中だが、年内には近くに移転する予定。新店舗ではパンの種類が増えるそうなので楽しみた。
湘南らしさが心地いい小粋なベーカリー「Pain de Calme」
「ポンパドウル」で22年間経験を積んだオーナーシェフ の店。2018年12月オープン。多加水、微量の酵母でじっくり発酵させた生地は、 柔らかくて口溶けも抜群。翌日もしっとりしていると評判だ。地元密着を目指し、食パン、バゲット、クロワッサンはリーズナブル。おやつパンからお酒に合うものま で、幅広いラインアップも人気の秘訣だ。
3店とも海が近いロケーションも魅力。天気がよければ、海を見ながら焼きたてパンを味わうのもステキ!
小旅行気分も味わえるパン屋さん巡りを楽しんで♪
【取材・文=A-un、撮影=島本絵梨佳、齋藤ジン】
横浜ウォーカー編集部