3~4人も入るといっぱいになる空間に、店主のパンへの思いがギュッと詰まった宝箱のような小さなベーカリー。種類や量は少なくても一つのパンに込められた店主の愛情がオーブンから漂う香りにまであふれているよう。パンとの出合いにキュンとなる小粒な新星をご紹介!
「ベーカリーショップ Shiromaru」のパンは親子で手作り!!
北海道江別産の小麦を使用し、無添加で食べやすいパンを目指す。2人入ればすれ違うのがやっとの小さなお店に、ひっきりなしにお客が訪れる。開発サイクルが早く、1週間に1度は新しい味に出合える。自家製のラムレーズンバター(850円)など、瓶詰めも人気だ。
具だくさんがうれしい「こまつやサンドイッチ」
自家製・無添加のハムやベーコン、マスカルポーネ チーズなど具だくさんのサンドイッチ専門店。パンは地元で受注販売をしている「COPIN」のもの。軽くトーストして国産小麦の香り、もちふわ感を引き出し、自慢のフィリングを贅沢にはさんでいる。
徹底したヴィーガンのパンが並ぶ「パンと野菜 ao.」
元オーガニックレストランの料理人だった店主が作るのは、徹底したヴィーガンのパン。熊本県産の3 種の小麦、産地直送の無農薬野菜などすべての素材を厳選し、豆腐から手作りの豆腐マヨネーズなど、 手間ひまかけた安全なこだわりのパンが並ぶ。
新しいベーカリーができたと耳にすれば、行きたくなるのがパンマニア。知る人ぞ知る小さなパン屋さんこそおえておこう!
春風が心地いい今の時期、お気に入りのパン屋さん新規開拓はいかが?
【取材・文=A-un、撮影=後藤利江、島本絵梨佳、斎藤大地】
横浜ウォーカー編集部