東京ディズニーリゾートでは7月7日(日)まで、スペシャルプログラム「ディズニー七夕デイズ」を開催中。七夕といえば、織姫と彦星が年に1度だけ会うことができる、ロマンチックな物語でお馴染み。今年は大切な人と一緒に、ディズニーホテルで豪華な七夕ディナーを楽しんでみてはいかが?
なかでもおすすめしたいのが、ディズニーアンバサダーホテルのカリフォルニア料理レストラン「エンパイア・グリル」で7月7日(日)まで提供されている「“ディズニー七夕デイズ”エンパイア・グリル・ディナー」(1万円)。見て、味わって、さらには香りを楽しめる特別な演出もあり、記憶に残るディナーになること間違いなし!全5品がそろうコースの中から、今回は前菜、メイン、デザートの3品を実食レポート。
キスの軽い炙りと天使の海老のグリルマリネ ミント風味のズッキーニピュレ
ズッキーニのソースで天の川が表現された、七夕らしさあふれる前菜。皿には様々な食材と共にグレープフルーツのジュレが添えられ、その弾けるような酸味が夏にぴったりな一皿だ。ソースにもミントが使用されており、爽やかさが際立つ。メインの食材は、あっさりとしたキスと、濃厚な味わいの天使の海老。キスを最初に食べて、味の違いを楽しむのがおすすめだ。
瞬間燻製した鴨胸肉のロースト バルサミコソース ミックスナッツのプラリネとともに
同メニューは、鴨肉を瞬間燻製した際に桜のチップで香りづけがされており、それを最大限に楽しめるよう、皿にドーム型のふたをかぶせた状態で運ばれてくる。ふたを開けると白い煙が立ち込め、桜の香りがふわり。メインを味わう前のワクワク感が、一気に高まる演出だ。
鴨肉は柔らかく臭みもなく、噛むほどにあふれ出す旨味にうっとり。イチゴやフランボワーズなどの果実に加え、ナッツ類をローストし、バターと砂糖を合わせて作るプラリネが添えられているのもポイントだ。ベリーのフルーティーな味わいやナッツの香ばしさを、バルサミコソースの酸味が見事にまとめ上げる。もちろん、鴨肉との相性も抜群。
桃のパルフェグラス 梅酒ゼリーを添えて
見た目で七夕らしさを存分に感じられるデザート。彦星と織姫に扮したミッキーマウス&ミニーマウスのパスティヤージュ(砂糖菓子)が飾られているほか、皿にも星座がデザインされている。ピノキオやシンデレラ城の形をした星座もあるので、ぜひチェックしてみよう。
旬の桃を使ったパルフェ(生クリームをベースにした軽いアイスクリーム)の中には、爽やかなライムのソルベがイン。周りには梅酒のゼリーが添えられ、キラキラとした華やかさと共に、和風のさっぱりとした味わいを加えている。お腹いっぱいコース料理を食べた後でも、“別腹“でペロリと食べられるはずだ。
実際のコースでは、上記の3品のほかに「トウモロコシの冷製スープ 鮎のパテとフリット」「メバルのポワレ レモンバターソース ムール貝とオレンジ香るフェンネルのピュレ」、コーヒーまたは紅茶が付く。メインは「ビーフテンダーロインのグリル ピメント風味のオランデーズソース 牛タンとポテトのサラダを添えて」を選ぶこともできる。
“ディズニー七夕デイズ”スペシャルドリンク ウィッシングカード付き
なお、同店では期間限定のスペシャルドリンクとして「“ディズニー七夕デイズ”スペシャルドリンク ウィッシングカード付き」(1300円)も提供中。ハーブティーの一種であるバタフライピーティーに、梅ジュースや炭酸、クラッシュレモンゼリーを加えた、上品かつさっぱりした味わいが魅力だ。笹や銀粉をあしらった星形のチョコレートが飾られ、見た目でも七夕気分を楽しめる。
さらに、同ドリンクを注文すると、ディズニーアンバサダーホテルオリジナルデザインのウィッシングカードがプレゼントされるのも嬉しい。ディナーと一緒に、こちらのドリンクも楽しんでみてはいかが?
水梨かおる