日本の商店街は、外国人観光客にも注目されて、人気スポットの一つとなっています。
例えば、大阪に来たら誰でも一度は訪れるであろう「心斎橋筋商店街」。最新ファッションからグルメ、伝統品までありとあらゆるものが揃っています。また、「日本一長い商店街」と呼ばれ、生活感たっぷりでコスパの良い店が多い「天神橋筋商店街」も。
ただ、この2つはあまりにも有名で、すでに行ったことがある人も多いはず。せっかくだったらもっと穴場で、まだあまり知られてないけど面白い商店街が知りたい!
そこで、リポーターが大阪・天王寺で謎めいた商店街を見つけてまいりました!その名も「天王寺駅前阪和商店街」。あべのハルカスのすぐ近くにあるにも関わらず、日本人でもあまり知らない、まさに穴場!な商店街です。
この商店街、「入口が思ったより狭い」とリポーターが苦笑。確かにこんなコンパクトな入り口なら気づかない人も多いかも。
更に奥に足を踏み入れると、居酒屋がずらりと並んでいます。歴史を感じる店がいっぱい!なかなかのインスタ映えスポットかも。渋い写真が撮れそう!
お店はほとんどが飲み屋なので、賑わいを見せるのは夜。でも、「昼間の阪和商店街は、薄暗い雰囲気が凄く味があってイイ!」とネットでは一部で評判なんです。確かに、リポーターが訪れた時もまだ夕方で明るいのに、商店街の中に入る一気に暗~くなります。なんだか不思議でレトロな感じ!
さて、せっかくなので、一軒飲み屋に入ってみました。お邪魔したのは「種よし」さん。店の外には、色んなポスターやメニューなど張り紙がたくさん!インパクトがあります。店内にあるたくさんの張り紙がは全部メニューのようです。
更に、店のお母さんがとってもキャラが濃い!よ~く喋って、ツッコミ上手、常に笑いが絶えない面白い方です。
しかも撮影のために、お母さんのおまかせでどんどんユニークな料理を出してくれるサービス精神!リポーターがちゃんと味わっていないうちに、次から次へ料理が出てくるのでてんやわんやです(笑) 挙句の果てには、こんな料理まで!これ、一体何だと思いますか?
「イモリです」とお母さんが答えた瞬間のリポーターの反応がこちら。
さあこの後どうなるか、彼女の行く末が気になる方は、是非動画をご覧くださいね!
それでは、リポーターがパニック状態になり、ちゃんとリポート出来ていなかったお母さんのユニークな料理たちをご紹介。
「冷たかったので最初サラダだと思ったけど、おでんと言われてビックリ。おでんは普通熱いですよね?中には17種類の具が入っていて、色とりどりでまるで芸術品。ダシはほんのり鰹の香り、具にたっぷりしゅんでいて、食材の味もしっかり味わえます。暑い日に食べたら、止まらなくなりますよ!」
「衝撃的なビジュアル!まるで赤レンガのよう。豆腐の上に韓国製の粉唐辛子をたっぷりまぶしてます。イヤ~~~絶対辛いよ!と思いきや、意外とそんなに辛くなかったです。程よい辛さが豆腐の甘味を引き出していて美味しい。クセになる一品ですね!」
「こちらもインパクト大!一目でビックリ!の超~長いフライです。このフライは、カレー味のポテトサラダを春巻きの皮で包んで揚げているんです。タイのチリソースのような特製ソースをつけて食べます。ソースは甘酸っぱくて、ピリッと辛い。フライをかじったら、ポテトサラダが勢いよく溢れ出るぐらいぎっしり詰まっています。熱いので火傷にならないように気を付けてくださいね!」
他にも個性的なメニューがまだまだたくさんありそうな、こんな居酒屋さんたちが立ち並ぶ「阪和商店街」、是非一度行ってみてはいかがですか?
西野 智美(ピー・キューブ)