柔らかくてもちもちした食感が特徴的な博多うどんの専門店「博多うどん たか木」が5月にオープンした。
店主の高木啓三郎さんが博多の蔵元出身とあって、おつまみや日本酒も充実している。日本酒「跳馬」は高木さんの実家で作られた自慢の1本だ。
「化学調味料などを使わず、削り節をたっぷり使い、丁寧にダシを引いています」(高木さん)と語るように、焼アゴやうるめ節、サバ節などを使ったダシに加え、さまざまな飲食関係の仕事を経て作り上げたレシピのうどんが自慢だ。
「かけうどん」(550円)に、「ごぼ天」(200円)と、博多から取り寄せた「丸天」(150円)、さらにネギをプラスするのが博多流。丸天はぷりっとした食感に練り上げられ、博多のネギは糸島の農家から直送された豊かな香りが特徴。
この博多ならではのトッピングに、うどんのダシで炊き上げた「かしわおにぎり」(180円)も添えてお腹を満たすのが博多での定番だという。
最後まで飲み干せる、優しくも深みのあるスープが魅力で、開店間もない今も朝からにぎわいを見せている。
うどん好きならさっそく足を運びたいところだ。【東京ウォーカー】