東京土産の代名詞、「東京ばな奈」の会社の1号店が、実は阿佐ケ谷にある「ぶどうの木&鎌倉座」だ。
ここから生まれた数々の菓子ブランドの中には「銀のぶどう」、「鎌倉五郎本店」、「銀座まめはな」の3店で取り扱われている銘菓もある。
「開店当時、創業メンバーは、商店街の『阿佐ヶ谷パールセンター』の雰囲気に惹かれたそうです。郊外でありながら下町のような独特の活気を持ち、地元のいい店がたくさんあって競い合っている商店街の姿に憧れていました。ここでならお店のコンセプトにあった『ブレイクタイムブティック(生活に必須ではないけれど、暮らしに潤いを与えてくれるお店)』に共感してもらえる、と考え、阿佐谷に1号店をオープンしました」(広報の村野さん)。
あの人気スイーツがいっぱい
店内には色とりどりのたくさんのお菓子が並ぶ。バナナを裏ごししたバナナピューレが入る、バナナカスタードクリームをふんわり包んだスポンジケーキ「東京ばな奈 見ぃつけたっ」(8個入り1029円)、シュガーバターで焼き上げたサクサクのシリアル生地にホワイトショコラをサンドした「シュガーバターサンドの木」(7個入り535円)、さくっと香ばしいゴーフレットせんべいに小倉と抹茶のクリームをたっぷりはさんだ「鎌倉半月」(6枚入り617円) など、1度は見たことのあるお菓子がいっぱい。
さらに店内奥へ進むと、お菓子にぴったりのオリジナルブレンドコーヒー豆の挽き売りや、素敵なキッチン雑貨、テーブルインテリアなどが販売されている。
東京に住んでいるからこそ、自分で食べる機会の少ない東京土産。この機会にぜひ味わってみよう。【東京ウォーカー】