縁結びの神様で知られる川越氷川神社で、7月4日(土)から8月31日(月)まで、夏限定の祭事「縁むすび風鈴」がスタートした。
初開催の2014年は10万人の来場者を記録。「夜の神社で涼を感じながら、いろいろな人の思い出の場所になるように」との思いで始まったお祭り。2015年は新エリアを登場させるなど、一段と充実した内容となっている。果たして、何人の恋を実らせてくれるのだろうか。
シンボルエリアである「縁むすび風鈴回廊」では、願いをしたためた短冊を11色の江戸風鈴に吊るす事ができる。数百個もの風鈴が織りなす景色は圧巻の一言だ。また、今回は新たに「風鈴小路」エリアが登場。ここでは、透明な色の風鈴が吊るされ、中の短冊に川越氷川神社の社紋をあしらうなど「縁むすび風鈴回廊」とは異なる趣が楽しめる。
境内を流れる御神水に映像を投影する「天ノ川ノ、願イゴト」が今回、リニューアルして登場!天の川をイメージした映像の中で、織姫と彦星の新たな「結び」のストーリーを楽しめる。せせらぎの音と共に、水面に映される美しい星空を堪能しよう。
他にも、竹毬にLEDライトを入れた「竹毬風鈴オブジェ」が1500年の歴史を持つ境内を幻想的に彩るなど、神社全体がロマンチックな雰囲気に包まれる。【東京ウォーカー/文=金城和子】