北海道トマムで神秘の絶景を鑑賞

北海道ウォーカー

北海道の中心に位置する滞在型スノーリゾート「星野リゾート トマム」(勇払郡占冠村)では、標高1088mにある「雲海テラス」が、「霧氷(むひょう)テラス」として、この冬初めてオープンした。山麓のリゾートセンターからゴンドラに乗り、片道およそ13分の空中散歩を楽しんだ先には、氷点下の環境が作り出す絶景が広がっている。

ゴンドラに乗り、銀世界の空中散歩を楽しんだ先にある「霧氷テラス」。眼下には氷点下の環境が作り出す、トマムならではの絶景が広がる


自然が作り上げたアートを眺める


特殊な地形的条件と気象条件により生み出される神秘的な自然現象「雲海」を楽しんでもらおうと、2006年に開設された「雲海テラス」。春から秋にかけての早朝、多くの人でにぎわうこのテラスが、この冬初めて「霧氷テラス」としてオープンした。霧氷とは、氷点下の環境で霧が樹木に付着して発達した氷のこと。氷のテーブルやイスを設置したテラスは、霧氷の林とトマムエリア全体が見渡せる絶景ポイントとなっている。

【写真を見る】空中散歩をしているかのような不思議な感覚を楽しめるデッキ「Cloud Walk(クラウドウォーク)」からも、美しい冬景色が楽しめる


気軽に冬山の楽しさを体験!


「霧氷テラス」では、寒さを生かし、氷の作品を並べた「氷の彫刻エリア」が誕生。また、カフェスペース「てんぼうかふぇ」では、霧氷をイメージした飴細工でアレンジを加えた「霧氷コーヒー」(500円~)や軽食を提供している。さらに、2015年の夏に誕生したデッキ「クラウドウォーク」までの約200mは、「雪山さんぽ道」として、樹氷を眺めながら散策が楽しめるように。

「てんぼうかふぇ」では景色を眺めながら、温かい「霧氷コーヒー」(500円~)や軽食を味わえる。誰もが気軽に雪山体験を楽しめるのが魅力


ウインタースポーツを目的に訪れる人はもちろん、美しい冬景色を眺めたい人や小さな子供のいるファミリーなど、誰もが気軽に冬山体験が楽しめる、新感覚のアクティビティ。

十勝晴れの中、氷に彩られた木々と青空の美しいコントラストに心を躍らせながら、美しい雪の世界を満喫しよう。【北海道ウォーカー】

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