海外セレブや欧米の富裕層などの間でブームになり、今、日本でも話題になっている“グランピング”。グラマラスとキャンピングを掛け合わせた造語で、自然のなかで手間隙かけずにラグジュアリーなキャンプを楽しむ新しいスタイルだ。テントを張ったり、火をおこしたりする必要もないため、小さな子どもがいる家庭にもうってつけのアクティビティだといえる!そしてこの大ブームの最中、満を持して2015年秋にオープンしたのが「星のや富士」だ。
ネイチャーなのにグラマラス!
日本初のグランピングリゾートとして誕生した「星のや富士」。その名の通り、河口湖をはさんで富士山麓を間近に望む地の利を生かして作られた巨大宿泊リゾートである。キャビンと呼ばれる客室には広々としたテラスリビングを配し、すべての部屋から河口湖と富士山麓の雄大な姿を眺めることができる。
キャビンを出て敷地内の森を進んでいくと現れるのが、これぞグランピングの真骨頂といえそうな“クラウドテラス”。マツ林の大自然に囲まれた、滞在者のみに許された贅沢なオープンスペースとなっている。テラス内では焚き火が揺らぐラウンジでお酒を嗜んだり、ハンモックや空中ベンチでくつろいだり、一流シェフと作るダッチオーブンディナーに興じたり…手間をかけずともキャンプのいいとこどりができてしまうのだ。これならママが大変な思いをすることなしに贅沢な時間を過ごせそうだ。
また、乗馬やカヌー、樹海ツアーなど、大人から子どもまで楽しめるアクティビティも充実しており、グランピングマスターと呼ばれる専属スタッフがさまざまな楽しみ方を提案してくれる。もちろん子ども向けのアクティビティのプランニングもお手のもの!都会の喧騒を忘れて子どもと一緒に大自然と一体化し、夢のような一日を過ごすことができそうだ。
超気軽にデイグランピングが楽しめる「WILDMAGIC THE THIRD PARK TOYOSU」
河口湖はちょっと遠いかも…そんなファミリーにおすすめしたいのが、都内でもっと手軽にグランピング気分を味わえる「WILDMAGIC THE THIRD PARK TOYOSU」。
江東区・豊洲にあるヴィンテージライクな都市型バーベキュー場には、宿泊せずともグランピング気分を味わえるデイグランピングプランが存在する。1日3組限定の4時間制で、専用キャビンとバーベキューがセットになったリーズナブルなプランだ。テントメーカーとともに開発したオリジナルキャビンには、なんとシャンデリアやソファーが完備!外でバーベキューを楽しんだ後は、キャビン内でゆったり贅沢な時間を過ごすことができ、気軽に非日常体験をすることができる。【東京ウォーカー/取材・文=竹田亜矢】