ゲームで学ぶデジタル教室「REDEE」が都内初進出、IT人材の育成に民間の力で取り組む

東京ウォーカー(全国版)

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2022年9月17日、東京都江東区亀戸に新しくできた商業施設「KAMEIDO CLOCK」内に、「REDEE カメクロ校」がグランドオープンした。「REDEE(レディー)」はゲームを使ってデジタル技術を学ぶことができるデジタル教室。同施設を運営する野村不動産コマース株式会社との共同での取り組みで、都内初進出を果たした。

首都圏で初!デジタル教育教室「REDEE」が開校


IT人材不足という社会的問題解決に民間の力が共同で取り組む

経済産業省の発表によると、IT人材は2030年に最大で79万人不足するとされている。また文部科学省は、2020年度より小学生、2021年度より中学生、そして本年度より新高校生に対し、プログラミング教育を必修化し、IT人材の育成に取り組んでいる。

しかしながら、新型コロナ感染症のまん延による学級閉鎖や、学校閉鎖の影響で学習の遅れを取り戻すのに必要な時間が多くなっている中で、プログラミング教育にかける時間は非常に少ない状況だ。事実、REDEEに校外学習で来館した子どもたちへのアンケートでも、学校でのプログラミング授業は年に1~4時間との回答が約60%となっている。

野村不動産コマース社もこの状況に危機感を抱いており、民間企業として何かできないか模索していた。その思いは、未来人材会議(経済産業省が今後の人材政策などを検討するために設置)が5月31日に発表した「未来人材ビジョン」の中の「教育」の項目に、以下のように定義されていた。

「新たな未来を牽引する人材が求められる。それは、好きなことにのめり込んで豊かな発想や専門性を身に付け、多様な他者と協働しながら、新たな価値やビジョンを創造し、社会課題や生活課題に『新しい解』を生み出せる人材である。そうした人材は、『育てられる』のではなく、ある一定の環境の中で「自ら育つ」という視点が重要となる」

また、同項目には以下のような記載もある。
「教員に探究や研究を指導する役割が期待されてこなかった中、学校だけに多くの役割を求めるのは現実的ではない。学校の外で多様な才能を開花させる『サードプレイス』を広げるべきである」

野村不動産コマース社は、ここで主張されている「サードプレイスの強化に自社の役割がある」と感じ、REDEEの目指す姿が自社の目指す姿と合致すると考え、今回の共同での取り組みにいたった。今後、REDEEと野村不動産コマース社はカメクロ校を通じて、未来を担う人材が自ら育つ環境を創り、その成長の手助けをしていくという。

10月よりスクールスタート

楽しみながらデジタル知識・技術が身につく

ゲームには最先端のデジタル技術がふんだんに活用されており、ゲームへの興味を学習意欲に変えられれば、子どもたちは自発的に学ぶようになる。楽しみながら学ぶことで子どもたちも学習に対する抵抗がなく、自然とデジタルの技術や知識を身につけていける。

カメクロ校は9月17日に開校し、まず親子で参加するプログラミングの無料体験会を9月いっぱい開催。10月からはスクールを開講し、最初の2カ月はスクラッチ(Scratch)とマインクラフトの2種類のプログラミングスクールをスタート。スクール受講生は、10~11月の2カ月間で習得したプログラミングの知識と技術を駆使したゲーム制作などの成果を発表する場「REDEEグランプリ」に参加することができる。「REDEEグランプリ」は、毎年2月・5月・8月・11月に開催予定で、1F「カメクロコート」および4F「カメラボ」を、学ぶ知識や技術をプレゼンテーションする場として活用できる。10月以降も順次スクール受講生を募集予定だ。

REDEEでは「エンジニア」「クリエーター」「プロゲーマー」の3つの職業の視点からデジタル世界を体験し、子どもたちの将来の可能性を広げていく。カメクロ校でも、12月以降はメンバーシップ会員が職業を選択。吹田本校の講師とカメクロ校の講師が連携し、スクール以外の関連する分野のカリキュラムがスタート。講師が説明する座学型の「講義」、自由な時間に来館しテキストを読みながら自分で学習を進める「自己学習」という教育コンテンツを楽しみながら、まずは「やってみる」、次に「おぼえる」、そして「創り出す」というプロセスで学んでいける。

日本最大級のデジタル教育施設「REDEE 吹田本校」

担当者に話を聞いてみた。

「(今回のリリースの狙いは?)REDEEの全国展開をしていくにあたり、初の首都圏進出、ショッピングセンター内の初出店ということで、その告知によってさらに広げていくためのパートナー候補の目に留まればとリリースを配信しました。もう1点としては、REDEEの取組である『塾でもなく、自ら学ぶ力をつけるためのデジタル教育』を東京の子どもたちにも体験いただければということも目的にしています」

「(今回の目玉は?)首都圏で初出店、都市型商業施設でREDEEがオープンしたことです」

「(ユーザーへのメッセージは?)REDEEは塾でもなく、自ら学ぶ力をつけるためのデジタル教育施設です。楽しみながらデジタル知識や技術を身につけ、自分で考え、工夫し、論理的に組み立てる力を養っていただきたいです」

■REDEE カメクロ校
場所:KAMEIDO CLOCK 4F「カメラボ」
日程:毎週 火曜日(15:30~16:30/17:00~18:00)
毎週土曜日(10:00~11:00/11:30~12:30/14:00~15:00/15:30~16:30)
定員:各回15名程度
料金:月額6600円(税込)※月3回分受講料

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