SDGsの焼きドーナツが人気に!規格外バナナを生かした「バナナーナ」とは

東京ウォーカー(全国版)

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規格外バナナを使った焼きドーナツ「バナナーナ」が、人気商品になっているという。大阪国際空港と羽田空港のショップでは、2月の発売から2カ月間の合計売り上げ個数が、数ある新商品の中でNo.1。洋菓子「アンリ・シャルパンティエ」を展開している株式会社シュゼット・ホールディングス(以下、シュゼット)と、空港内ショップを運営しているANA FESTA 株式会社(以下、ANA FESTA)が共同開発を行った。この「バナナーナ」開発の経緯や、商品に込められた思いについて、シュゼットの担当者に話を聞いた。

ANA FESTAとの共同開発で商品化。パッケージにはSDGsの文字をあしらっている

「バナナーナ」とは

今年の2月より、羽田空港第2ターミナルの到着ロビーなどのショップと大阪国際空港南ターミナル2階国内線のショップで発売が始まった「バナナーナ」(大阪国際空港での販売は5月末で終了)。4月からは、アンリ・シャルパンティエのグランスタ東京店、東京ギフトパレット店、東京大丸店で発売がスタート。アンリ・シャルパンティエのオンラインショップでも購入できるが、いずれも人気を博しているのだという。

3個入り648円、5個入り1080円

「バナナーナ」という商品名は、「バナナ」「ドーナツの穴」を引っ掛けた造語。

生のバナナを仕入れて3日以内にキャラメルとともにペースト化。

生のまま仕入れた規格外バナナを新鮮なうちにペースト化する

そのペーストを4カ所に絞り、焼きドーナツに仕上げた。

【写真】人気商品となっている「バナナーナ」

生地にはチョコレートチップを練り込み、味わいのアクセントに。シュゼットの担当者によると、「そのまま食べてもらってもおいしいですが、電子レンジで温めていただくと(600Wで約20秒)、バナナの甘い香りとチョコレートの風味がより一層引き立ちます」とのこと。

「もったいない」廃棄される運命にある規格外バナナ

栄養価が高く、価格もリーズナブルなバナナ。人気に衰えはないが、輸入、卸し、小売と輸送・流通するなかで、面に傷や汚れがついてしまい、中身に問題はなくても正規品として販売できないものが少なからずあるという。廃棄される運命にあるバナナは、「規格外バナナ」と呼称されている。輸入バナナを集積・出荷しているANAフーズの関西支店の拠点と、シュゼットの事業所が近くにあることから、この規格外バナナを生かした商品として生まれたのが「バナナーナ」だ。

「SDGsの時代ですし、何よりもったいないですし、はるばるエクアドルやフィリピンなどから輸入されて消費者の方々のもとに届かないのもいかがなものかと思った次第です。フードロスが問題になるなか、少しでも貢献できればという思いです」と同担当者は話す。

品質と味に問題なし!思案したのは…

商品化への苦労を尋ねると、「品質と味には問題がないものの、『廃棄』という言葉から来るイメージで、バナナーナそのものが“中身に問題あり”と誤解されないようにすることが思案点だった」と明かす。そこで、「廃棄」や「ロス」という表現は使わず、もともとANAフーズでも呼んでいた「規格外バナナ」という表現にしたのだそう。

またシュゼットでは、これまで焼き菓子にイチゴやレモン、イチジクなどの果物は使っていたが、バナナは使っていなかったという。商品化にあたっては、「バナナの風味を残しながら、焼きドーナツのおいしさを出す加減の調整に時間をかけました」と、こだわったポイントを教えてくれた。

「製菓のワールドカップとも称されるコンクールで世界一(今年1月)になったパティシエもおりますので、自信を持って発売した一品です」と担当者は胸を張る。規格外バナナを使った人気スイーツ「バナナーナ」を一度味わってみてはいかがだろうか。

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