いつものお肉をサーモンに!「サモ肉」プロジェクト担当者に聞くノルウェーサーモンの魅力
東京ウォーカー(全国版)
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今回取り上げるのは、ノルウェー大使館水産部による「サモ肉プロジェクト」。“第四の肉”として世界各国で愛されてきたノルウェーサーモンをより多くの日本の食卓に届けるために開始された企画。公式サイトでの「サモ肉」レシピの公開や、ノルウェーサーモンの魅力などについて、ノルウェー大使館 水産部 水産参事官のヨハン・クアルハイムさんに話を聞いた。
――「サモ肉プロジェクト」が始まった経緯を教えてください。
ノルウェーサーモンは脂が乗ったとろける味わいとジューシーさ、安定した品質の高さが特徴で、100カ国以上に輸出されており、ほとんどの市場で人気No.1の寿司ネタです。ノルウェーサーモン寿司が誕生した日本でも、もちろんお寿司の人気ネタとしての地位を誇りますが、その一方で生食以外の食べられ方があまり想起されないという課題があります。ノルウェーサーモンは、欧米の市場では約95%が加熱料理で消費されており、日本でも意外と知られていない楽しみ方を知っていただく機会を作り、魅力をもっと伝えていきたいと考えたのが本企画の出発点です。
――「サモ肉」のネーミングの意図を教えてください。
日本だからこその幅広い料理のレパートリーに取り入れてもらえることができれば、世界も知らないノルウェーサーモンの魅力を一緒に発見することができると考え、日本の食卓におなじみの肉料理をスイッチするだけで簡単に始められる、「サモ肉」といった考え方のプロジェクトを開始しました。
日本では「肉」の消費が年々伸び続けていて、今では食卓の中心的存在にあります。ノルウェーサーモンは調理が簡単なのにヘルシーでおいしいので、大人から子どもまで既に人気が高い食材です。本プロジェクトは「サモ肉」というわかりやすく、疑問を持ってもらいやすいワード・考え方をきっかけに、ノルウェーサーモンの魅力を知ってもらい、そして魚をより身近に感じてもらいたいという想いがあります。
――ノルウェーサーモンのおすすめポイントは?
ノルウェーサーモンは、良質な霜降りのような身が特徴で肉厚でジューシーに食べることができ、さらに栄養価も高く、満足感たっぷりの万能食材です。最先端の技術とノウハウで養殖しているので生で食べても安全、だからこそお好みのレア加減で楽しむことをおすすめしています。幅広く活躍できるノルウェーサーモンを第4の肉として位置づけ、日常に取り入れることを提案する「サモ肉」プロジェクトの参考レシピとして今回9種類の使い方を紹介していますが、これに限らず、普段作っている肉料理をサーモンにスイッチしていろいろな料理を試してみてほしいと考えています。
――最後に、ユーザーへのメッセージをお願いします。
ぜひ「サモ肉」プロジェクトをきっかけに、ノルウェーサーモンを加熱して、いろいろなレア加減で楽しんでみることをおすすめしたいです。オーブンやフライパンでも可能なので調理も片付けも簡単です。ちなみに私の子どもたちのお気に入りは、タコスならぬ「タコサーモン」です!
ノルウェーサーモンが日本で食べられるようになったきっかけ
現在日本をはじめ、世界中で愛される食文化にもなった「ノルウェーサーモン寿司」は1980年代にノルウェーが国家戦略として、ノルウェー内で養殖した生でも安心なアトランティックサーモンを日本に届け、“新しいお寿司の楽しみ方”として提案をしたことから始まった。ノルウェーサーモンの登場によって初めてサーモンとお寿司の組み合わせが実現可能に!そしてこのたび、寿司に続く第二弾の提案として「サモ肉プロジェクト」が企画された。
「Switch! サモ肉」キャンペーン
2023年12月12日(火)までの期間中、食べてみたい「サモ肉」料理を対象とした投稿にコメント、もしくはいつものお肉料理にかわって、ノルウェーサーモンを使った「サモ肉」料理にスイッチして料理写真をSNSに投稿すると、抽選でサーモンの本場・ノルウェーを訪れる旅や、ノルウェーサーモンのフィレが当たる。サーモンのすき焼きやサーモンカツ、サーモン南蛮など…全9つのサーモンレシピを公式サイトにて紹介しているので、それらを参考にしてみてほしい。
ノルウェーサーモンの魅力
①“第4の肉”のノルウェーサーモン
ノルウェーサーモンは、海の和牛肉ともいえる良質な霜降りのような身が特徴。まろやかで繊細な風味や、火の入れ方によってさまざまな旨みとコクを楽しめる、満足感たっぷりの万能食材となっている。栄養価が高く、タンパク質、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンB12、抗酸化成分、そしてオメガ3脂肪酸などの不飽和脂肪酸を豊富に含むので健康にもいい。人間の脳は大量の脂肪からできていて、そのほとんどがオメガ3脂肪酸のDHAとEPAからなるため、多くの研究がサーモンを食べることは脳機能を支えると示している。
②楽しみ方は無限大のノルウェーサーモン
ノルウェーサーモンの特徴や使い方を知っていれば、幅広い料理に簡単に取り入れることが可能だ。生でも安心安全なため、お寿司やお刺身はもちろん、火を入れてお好みのレア加減で、さまざまなサイズ感でいろいろな味付けを楽しむことができる。
③最先端の技術が詰まったノルウェーサーモン
ノルウェーの冷たく澄んだ海で養殖しているサーモンは、最高品質の食材として世界中に届けられるように、最新のテクノロジーを駆使して育てられている。加工時もEUの厳しい安全基準のもと丁寧に取り扱われているので、水揚げから日本に到着するまで一度も冷凍せずに新鮮でみずみずしい状態で、わずか36時間で届く!
④地球にやさしいノルウェーサーモン
ノルウェーサーモンの養殖は環境に配慮し、余分なエネルギーを使わずに行われており、CO2排出量が牛肉・豚肉・鶏肉などほかの家畜と比較して少ない、サステナブルなタンパク源!
ヘルシーかつジューシーで、魅力たっぷりのノルウェーサーモン。ぜひいつもの食卓に「サモ肉」として取り入れてみてはいかがだろうか。
【「Seafood from Norway」ノルウェー産シーフードについて】
ノルウェーは、現在約150カ国にシーフードを輸出している世界第2位の水産物輸出国。毎日4200万食ほどのノルウェー産シーフードが世界各地で楽しまれている。ノルウェーは世界で販売されているサーモンやサバのおもな原産地のひとつであり、ノルウェー産のサーモンはノルウェー政府の認可を得た養殖場にて、海水環境の保全を考え、サステナブルに養殖されている。
北ヨーロッパのスカンジナビア半島西岸に位置し、南北に細長く伸びるノルウェーの海岸沿いには1700以上のフィヨルドがあり、氷河の水が大西洋に流れ込むため、冷たく透明で塩分の低い海水が満ちて魚にとって最適な環境となっている。
ノルウェーの冷たく澄んだ海で育まれる魚は身が大きく引き締まり、脂がたっぷり乗ることで引き出される豊かな旨みが特徴。また、高品質のシーフードを世界中に提供し続けるために、代々伝わる経験をもとに最新技術と専門知識を駆使しつつ、ノルウェーの海と資源に配慮した持続可能な漁法で漁獲・養殖が行われている。「Seafood from Norway」の原産地表示は、ノルウェーが世界で品質の誉れ高い水産物の原産国であるとともに、それを保証することを示している。
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