誰かを想い、その想いを贈る体験ができる!日本郵政グループのプロジェクト「SOZO BOX」が挑む、新たな“贈る文化”の創出

東京ウォーカー(全国版)

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日本には贈りものの文化が根付いている。感謝の気持ちを込めてものを選び、熨斗(のし)を掛けたり水引きで結んだり、美しい包装紙や布で包んだり…。いにしえから続くすてきな文化である。今回、2024年2月にオープンした「SOZO BOX」では、誰かを想い、その想いをさまざまな形で贈る体験ができるという。「想いをさまざまな形で贈る体験」とはどういう体験なのか。また、同企画に込められた想いなどについて、担当者に話を聞いた。

想いをさまざまな形で贈る体験ができる店舗「SOZO BOX」をオープン!日本郵政が目指す新たな“贈る文化”とは?


「SOZO BOX」は、日本郵政グループとJR東日本グループによる「社会課題の解決に向けた連携強化に関する協定」の取り組みのひとつとして、秋葉原の商業エリア「SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTURE」3号棟にオープンした。リアルの強みとデジタルを掛け合わせて、新たな体験を提供する「みらいの郵便局」の実現を目指しているという日本郵政グループ。「SOZO BOX」では、創業以来、郵便や荷物を届けてきた日本郵政グループが日常的に想いを伝えあう、ギフトを贈り合う新たな文化を創り出すことを目標としている。

2024年2月21日に日本郵政株式会社および日本郵便株式会社と東日本旅客鉄道株式会社は、社会課題の解決に向けた取り組みを強化するため協定を締結


「SOZO BOX」とは?

「SOZO BOX」には、「選ぶ」→「包む」→「贈る」とそれぞれの行動を楽しめるようにコンテンツが用意されており、普段から贈りものを楽しんでいる人はもちろん、あまり贈る機会がない人も思わずギフトを贈りたくなるような仕組みが施されている。

今回第1弾の贈りものとして用意されているのは、本。「想いを本と一緒に贈る」をテーマに展開している。想いを伝える手段は言葉に限らないという考えから、「本を通して、人の生活を豊かにする。」を掲げる株式会社バリューブックスとコラボレーション。贈ったエピソード・贈られたエピソードなどとともに選書した約150冊を用意しており、贈る本に迷う人に向けて本選びをサポートする「選書AI」も設置しているという。

「どんな本が人気?」担当者に話を聞いた

本の人気カテゴリーや選書AI、ラッピングなど、「SOZO BOX」のもっと詳しい内容について、日本郵政株式会社 DX戦略部マネジャーの堂浦啓介さんに話を聞いてみた。

――贈る本は、どのようなカテゴリーが人気ですか? 

【堂浦啓介】「SOZO BOX」には、“おめでとう”や“ありがとう”、“頑張れ”など気持ちを伝えるための本を取り扱っており、その種類は小説や写真集、エッセイなどさまざまです。そんななかで、全体的に絵本が人気です。私自身もいろいろ吟味をした結果、1冊目に贈った際は絵本をチョイスしました。個人的には、絵本はストレートに伝えにくい気持ちを代弁してくれますし、絵本ならではの心温まる余韻があるので、それが贈った相手も楽しめる要素になるのだと思います。子どもへの贈りものとしてはもちろんですが、大人へのプレゼントとしても適していると思います(実際に選ばれています)。

――「選書AI」について詳しく教えてください。

【堂浦啓介】「贈りものはしたいけど、何を贈ればよいかわからない」など、贈りものを決めるのが難しいという声に応えるサービスが選書AIです。タブレットに贈る相手や伝えたい気持ちなどを入力すると、AIが店舗で取り扱う本の中から、その情報に応じた本をおすすめします。贈る気持ちが具体的になっている方は贈る相手と伝えたい気持ちにマッチする本の選定ができ、そうでない方は選書AIとのやり取りを通して贈る相手と伝えたい気持ちを具体化しながら、おすすめの本を選定することができます。

――贈る人が自由にラッピングできるそうですが、なかにはラッピングが苦手という人もいると思います。スタッフさんからアドバイスをいただくことなどは可能なのでしょうか?

【堂浦啓介】「SOZO BOX」では、相手を想いながら自らラッピングすることが贈りものをより特別にするという考えから、お客さま自身にラッピングをしていただきます。苦手な方はスタッフもサポートさせていただきますし、簡単なラッピング方法やラッピングサンプルもご準備しております。ぜひ、贈りものを自らラッピングして“創造する”体験を楽しんでいただきたいです。なお、オリジナルデザインの包装紙をはじめ、リボンやマスキングテープなど100種類以上のラッピング商材をご用意しており、贈る相手や伝えたい想いに沿ったラッピング商材のチョイスや組み合わせも、スタッフにご相談いただけます。

――店舗壁面に日本地図をデザインした「足跡ウォール」があり、利用者が“あの人にこんな想いでこの場所に贈った”という足跡を残しているとのことですが、現在どのくらいの足跡がついていますか?

【堂浦啓介】具体的な数値の公表は控えさせていただきますが、2024年2月29日の開業日から約1カ月半(2024年4月14日まで)で、当初の予想を上回るお客さまに足を運んでいただき、足跡ウォールに多くの贈りものの足跡を残してくださっています。お客さまの足跡タグについては、あくまで感覚的な情報になりますが、贈り先は関東近辺が多く、フラッと店舗に立ち寄った方が日頃の感謝を伝えるためにご家族に贈られているケースが多いように感じます。

――現在は都内1カ所での展開ですが、今後増えていくご予定はありますか?また、現在の店舗は期間限定なのでしょうか?

【堂浦啓介】今後の店舗拡大や店舗の運営期間について、現時点では未定です。贈りもの(第1弾の現在は本)については、今後お客さまのご意見なども踏まえながら変更することを考えておりますので、ご期待ください。

「SOZO BOX」はJR秋葉原駅の電気街改札口より徒歩4分


昨今は、スマートフォンなどで気軽に気持ちをシェアしあうカジュアルな贈りものが増加するとともに、誕生日や特別な贈りものは相手の個性に合わせたカスタマイズやパーソナライズを重視する傾向にあるという。そんな贈りもの多様化の時代に、「SOZO BOX」は誰かを想い、“贈る”楽しさを感じるきっかけをつくってくれる新たな存在となりそうだ。

「どうやって贈るの?」店舗コンテンツ&サービスをチェック

【体験の流れ】
1.「選ぶ」~想像する~
贈りたい人の顔を思い浮かべたり、忘れていた気持ちを思い出したり。贈った相手の喜ぶ顔を“想像”しながら、約150冊の選書された本の中から選んでみよう。本には店舗オリジナルの帯がかけられており、その本に託された想いや贈った方・受け取った方のエピソードがつづられているので、参考にするのも手。また、各界で活躍する方々が選んだ本や、本好き・贈りもの好きな一般の人たちが推薦する本、本屋がプロの視点でセレクトした本も。さらには、タッチパネルデバイスの「選書AI」に相談しながら相手に合った本を選ぶこともできる。

【写真】想いを届ける贈りものとして選書された本、約150冊が勢揃いする「SOZO BOOKS」


2.「包む」~創造する~
贈る本が決まったら自由にラッピング!テーブル席・カウンター席・プライベート席の全11席が用意されているので、包装紙やシーリングスタンプなど100種類以上のクラフトグッズがそろうラッピングBARで装飾アイテムを選び、ゆっくりと想いを込め、楽しみながら贈りものを“創造”しよう。雑貨店が期間限定でポップアップ出店もしているので、プラスアルファで一緒に贈るとさらに喜ばれそうなギフト雑貨も。

包装紙やシーリングスタンプなど100種類以上のクラフトグッズがそろう


3.「贈る」~送贈する~
大切に梱包した贈りものが完成したらSOZO POSTに投函。投函すると特別な仕掛けが楽しめる!

贈りものが完成したらSOZO POSTに投函!

投函して終わりではない、特別な仕掛けも必見


また、店舗壁面にある大きな日本地図をデザインした参加型の「足跡ウォール」も必見だ。「あの人にこんな想いでこの場所に贈った」という参加者の秘めた想いがたくさん並んでいる。

店舗壁面にある大きな日本地図をデザインした参加型の「足跡ウォール」

足跡ウォールには、「あの人にこんな想いでこの場所に贈った」という参加者の秘めた想いがたくさん並ぶ


【サービス料金】
商品代:本、雑貨それぞれの価格
ラッピング料(使い放題):500円
送料:ゆうパケット360円、レターパックライト370円、レターパックプラス520円
手紙プラン:レター各種代金+体験料150円+切手84円

※記事内の価格は特に記載がない場合はサービス料・税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

取材=大庭 かおり/矢野 凪紗・文=矢野 凪紗

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