これもエキナカグルメ!? 北海道の無人駅ラーメンが無性にうまい

北海道ウォーカー

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オホーツクの海岸そばには、JRの無人駅の駅舎を利用した食事処がいくつかあります。近年の鉄道ブームもあって、それぞれになかなかの人気なんですね。今回はその中の一つ、オリジナルラーメンがバシッとうまい一軒です。

オホーツクの海岸そばには、JRの無人駅の駅舎を利用した食事処が……


店は無人駅になった小清水町の止別駅の事務所&駅長室を再利用。ちなみに駅名は「やむべつ」ですが地名の読みは「やんべつ」です。現在の駅舎は1968(昭和43)年に改築されたもので、そこはかとなくレトロ感が漂ってますね。

現在釧網線はディーゼル列車が走っていますが、運賃の精算は客車の中で整理券をもらい、バスのように支払う方式


網走方面から列車がやってきました。ホームへの出入りは鉄道の利用がなくても自由です。現在釧網線はディーゼル列車が走っていますが、運賃の精算は客車の中で整理券をもらい、バスのように支払う方式になっています。

店の入り口です。左側にはかつての客車のイスと、切符を販売した名残の窓口が残る。


店の入り口です。左側にはかつての客車のイスと、切符を販売した名残の窓口が残っています。「今日も無事故で」の標語もなんとなく郷愁を誘います。

白髪ネギと刻みチャーシューだけの「ツーラーメン」950円


こちらが白髪ネギと刻みチャーシューだけの「ツーラーメン」950円。具材が2つだけだからツーなんですね。透明感のある鶏ベースの塩味スープはすっきり系なのに旨味たっぷり。繊細な仕上げの中細麺が良くからみ、ちょっと塩からいチャーシュー、そして白髪ネギも絶妙の歯ごたえで良い仕事してます。

「じゃがいも街道」500円は、鉄鍋で蒸し焼きにした地元の男爵いも


「じゃがいも街道」500円は、鉄鍋で蒸し焼きにした地元の男爵いもにたっぷりバターを塗って食べるというシンプルな一品。鍋の中で溶けたアツアツのバターと表面がパリパリに焼けた皮付きジャガイモは文句なしに相性が良いのです。ただ、これ、ムチャクチャ熱いので、そこだけは要注意。そして付け合わせの謎の牛乳も、濃厚ながらすっきりいただけちゃう絶品なんです。

店内にはカウンターとテーブル、小上がり席も用意


店内にはカウンターとテーブル、小上がり席も用意されています。店内から見える窓の外はすぐ駅のホームになっています。列車が来るとちょっと不思議な感覚に襲われます。これって列車客側から見ると「エキナカ」のラーメン店ということになるのでしょうか。

ラーメンきっさ えきばしゃ ■住所:小清水町止別 ■電話:0152・67・2152 ■時間:11:00~19:30、12~2月は~18:30 ■休み:不定休 ■席数:25席(喫煙可)

【北海道ウォーカー編集部】

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