【福岡のコーヒー】思い入れのある生豆の味わいを焙煎で昇華「COFFEE UNIDOS」

九州ウォーカー

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2008年に糸島の自宅の一角に開いた「タナカフェ プラス コーヒー ロースター」から約8年後の2016年11月に、同じ糸島でオープン。カフェスタイルの1号店とはスタイルや考え方から違う姉妹店で、ファクトリーのような雰囲気が漂う。

以前は実家の一角に備えた半熱風式で豆を焼いていた田中さん。今も豆によって熱風式と半熱風式とを使い分けているそう


その理由は店舗の約1/3を占める焙煎機だ。SLのように力強い見た目の焙煎機はスイスのビューラー社製で、容量は20kgと個人店としては福岡随一の大きさ。導入当初は熱風式と、その巨大さゆえ、苦労の連続だったそうだが、「2年間付き合って、やっと仲よくなってきたかな」とオーナー兼ロースターの田中裕之さんは笑う。「熱風式は雑味が少ないきれいな味に仕上げることができます。それにより豆本来の特徴も顕著に出る」と現在の相棒を評価する。

UNIDOSとはスペイン語で「繋がる」の意。産地で豆を買い付ける田中さんが考える、生産者との繋がりの大切さを表している


全種の豆を試飲できる


同店のコーヒーを語るうえで重要なのが生豆だ。6年前からエルサルバドルとニカラグアにほぼ毎年買い付けに行き、納得した生豆だけを仕入れている。オーソドックスな豆を仕入れることもできるが、選ぶ豆は個性的。スペシャルティコーヒーは、フルーツのようなフレーバーと表現されるが、同店のコーヒーは“フルーツみたい”というより、完全にフルーツ!

生産者から直接仕入れた愛着のある豆を日々焙煎


田中さんが「お客様と一緒に好みの味を探っていくために、すべての豆を試飲できるようにしました」と話すように、店頭には試飲ボトルが並ぶ。全種を飲み比べて、各豆の個性を体感してほしい。

[COFFEE UNIDOS(ウニドス)]福岡県糸島市浦志2-14-17 井上ビル1F / 092-335-3394 / 10:00〜19:00 / 水曜休み / 5席 / 禁煙 / コーヒー 1杯 250円~

九州ウォーカー編集部

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