島根県安来市にある足立美術館で、9月30日(水)まで「魯山人館開館記念展 美の創造者 北大路魯山人」が開催されている。
2020年秋に足立美術館が開館50周年を迎えることを記念し、所蔵する北大路魯山人の作品だけを展示する新たな施設「魯山人館」がオープン。開館に合わせ、足立美術館の創設者足立全康と、現館長の足立隆則が収集した約400点の中から、新収蔵品を含む約120点の名品を厳選して公開する記念展覧会を開催。あらゆる分野で濃密な個性を放つ魯山人の作品を鑑賞するために設計された展示空間で、書画、陶芸、漆芸などをじっくりと鑑賞できる。
担当者は「展示室内では、落ち着いた雰囲気の中で作品をご覧いただけます。魯山人は、自作の料理を盛るための器づくりから作陶を始め、そこから食事をする空間を彩るための花器や絵画などの制作へと広がりました。膨大な数の作品は、いずれも大胆で独自の美的感覚にあふれています。魯山人が作り出した美の世界を、ぜひご堪能ください」と魅力を話す。
多数の分野で活躍し、素晴らしい作品を生み出した北大路魯山人。ぜひこの機会に美しい芸術作品に触れてみよう。
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