【サウナ初心者に朗報】謎に包まれた“ととのう”を「可視化」できるサウナが登場!さっそく体験してみた

東京ウォーカー(全国版)

「RED゜E-SAUNA UENO」は個室サウナで1人または2人で利用できる

サウナ、サウナ、とにかくサウナ…!ブームは続くよどこまでも。もはや定番コンテンツとして定着し、老若男女がサウナに興じている。とはいえ、サウナ未経験者や、「水風呂がつらい」と叫ぶ挫折組には「ととのう」の心境がまったくわからないという声も。そんななか、謎に包まれた“ととのう”を可視化できるサウナが東京・上野にあるということで、さっそくウォーカープラス編集部員が体験してみた。

オリジナルの「TOTONOU GAME」でサウナをもっと楽しむ

上野のビルにある「RED゜E-SAUNA UENO」


気になるサウナは、東京タワー内のesportsパークに続くRED゜ブランドの「RED゜E-SAUNA UENO」。二人利用可能なプライベートサウナだ。「“ととのう”を科学する」をテーマに新感覚の個室サウナ体験ができる。

【写真】オリジナルの「TOTONOU BAND」を装着してサウナを楽しむ

受け付けはビルの3階。カウンターで受付を済ませると、いよいよ“ととのう”が見えるRED゜オリジナルの「TOTONOU BAND」を装着。説明を聞くと、「これはゲームです」とまず一言。そう、“ととのう”が可視化されるのだが、これはあくまでゲームとのこと。それでも、これまでサウナ初心者を悩ませていた(?)“ととのう”が可視化されるのは楽しみ。

女性専用フロアがあるので、女性1人でも安心して利用できる

サウナは4、5、6、9階にそれぞれ2室ある。女性は専用フロアがあるので、同じフロアで男性に会うことはない。また、こちらのプライベートサウナは、同性であれば1室2名利用OK。友だちや家族、親子で楽しむことができるので、“ととのう”を比較することも可能。もちろん、一人でじっくりサウナと向き合うのもいい。複数人で来て、個室利用をする人も多いようだ。

ドレッサーにはアメニティがそろう

さて、個室サウナのキーをもらったら、いよいよサウナへ。ワンフロアに2室、縦長の部屋はサウナ、水風呂のあるシャワールーム、ととのい椅子があり、1~2人で利用するには贅沢な空間。タオルは室内に置かれているものは自由に利用可。

好みの香りでセルフロウリュ!マイペースでリラックス

1人で利用するには十分な広さのサウナ


さっそくサウナへ。個室なので、水着などの着用は不要。通常のサウナ同様の利用の仕方ができる。女性用サウナ内の温度は100度前後に設定。個室なので体感温度は高め。しっかりと汗がかける。個室サウナのいいところは、やはり周囲に気を使う必要がないこと。マナーは守るべきだが、例えば、足をのばしても、あぐらをかいてもいい。無音のまま入るのもいいし、設備があるのでBluetoothで自分のスマホの音楽を流してもいい。

ロウリュ用の水には好きな香りをプラス

今回は無音で体験。初めはいろいろなことを考えてしまうが、少しずつ体が温まってくると、思考もゆっくりになってくる。サウナに入る時間は8~12分などと言われるが、もっと短くてもいい。大人数で利用する場だと、何となく周りの目を気にしてこまめに出入りしにくいが、そもそもサウナの国フィンランドにはサウナ内に時計がない場合がほとんど。自分感覚で出入りしている。個室なら、その日の気分や状態に合わせて自由なタイミングで出入りできるのがいい。

熱せられたサウナストーンに自分で水をかける「セルフロウリュ」ができる

もうひとつ、個室サウナの特徴として「セルフロウリュ」ができる。「セルフロウリュ」は自分で“ロウリュ”が楽しめるというもの。“ロウリュ”は、サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、サウナ室内の湿度を上げて体感温度を高くすることで、フィンランドではサウナ=ロウリュ。湿度が上がることで、ドライサウナとは違った“潤った暑さ”を体験できる。通常のサウナ施設では、ロウリュは施設の人がイベント的に行うか、「オートロウリュ」といって自動で天井辺りから水が落ちる装置が設置されていて、時間がくると作動するというケースがほとんど。自分でロウリュができる施設もあるが、まだまだ少ない。

ロウリュ用の香りは5種あり、フロントで選べる

個室サウナは自分のタイミングで好きなときに好きな回数、自分でロウリュができる。また、ロウリュで使う水にアロマオイルなどで香りをつけることができ、受付時に好きな香りを選んで、サウナ室でバケツの水に数滴アロマオイルを落として使用する。サウナ室がお気に入りの香りに包まれ、よりリラックスできる。

  1. 1
  2. 2

注目情報