千寿製薬の一般用医薬品ブランド「マイティア」が、「新生活におけるコミュニケーションの意識や実態」をテーマに、20~59歳の男女計600人を対象にアンケート調査を実施。その結果、新社会人の50%以上が、「コミュニケーションに関する不安を抱えている」ことが分かった。
今回の調査では、新生活のコミュニケーションにフォーカスし、この春新社会人となる2023年卒の新社会人と他世代との比較・考察を行った。まず、4月からの新生活を前に、社会人になること・仕事を始めることに対して「期待と不安をどの程度感じるか」と質問したところ、どの世代でも期待より不安のほうが上回る結果に。
なかでも、2023年4月に社会人になる人(コロナ禍後入社予定)、2020年4月以降に社会人になった人かつ社会人歴3年未満(コロナ禍入社)と、2020年4月以前に社会人になった人かつ社会人歴3年以上(コロナ禍前入社)を比較したところ、コロナ禍入社以降の人のほうがより不安が大きい傾向が見られた。コロナ禍の影響で、直接対面するよりオンラインでのコミュニケーションが増えたことが影響しているのかもしれない。
そして、新社会人に「不安要素」を聞くと、「新たな人間関係を構築すること」「上司とのコミュニケーション」といった人間関係やコミュニケーションに関することが多く挙がり、次いで「仕事が自分に合っているか」「仕事を覚えられるか」など仕事に関する不安が挙げられた。
続いて、言葉以外の手段を用いた非言語コミュニケーションの1つである“瞳を通じたコミュニケーション”について調査。コミュニケーションにおいて「アイコンタクトは重要か」と質問したところ、全体の87%が「そう思う」と回答。しかし、「アイコンタクトを意識したコミュニケーションができているか」という質問には「そう思う」が67.8%に、「アイコンタクトを意識したコミュニケーションが得意か」の質問には「そう思う」と答えた人が57.7%に留まった。「アイコンタクトは重要だと分かっていても、なかなかうまくできない」というのが現状のようだ。
さらに、「アイコンタクトは重要」と回答した人に、「重要だと思う理由」を確認したところ、上位には「与える印象が良くなると思うから」「誠実さが伝わると思うから」「意思が読み取りやすくなると思うから」との回答がランクイン。約8割が「“瞳のチカラ”は重要である」と話し、約6割が「“瞳のチカラ”を感じる新入社員(入社1年以内の方)は応援したい」と感じていることも分かった。“瞳のチカラ”を高めることは、好印象につながるようだ。
ちなみに、国際イメージコンサルタントの堀岡桂子氏は、“瞳のチカラの活かし方”について次のようにアドバイス。「自分がどうあるべきか、どうしたらいいかの前に、相手に興味を持ったり、思いやりを持って相手の立場に立ってみたり、相手に意識を向けていくことで自然なコミュニケーションができるようになります。そのなかで、瞳はその人の誠実さや熱意など心を映す、表現するための最も大事なツール。うまく活用していくことでより良いコミュニケーションが生まれ、周囲との信頼関係を構築していくことにつながっていきます」と話している。
また、コミュニケーションについては「直接会ってコミュニケーションするほうが楽しい」「気持ちや微妙なニュアンスは伝わる」「直接人と触れ合うことが大切」など、デジタルネイティブたる若年世代のほうが、実は「リアルなコミュニケーション」を求めていることも判明。オンラインコミュニケーションの継続意向は6割以上にのぼる一方、リアルコミュニケーションのニーズも高まっていることが分かる結果となった。
なお、調査を行ったマイティアは、「ひろがれ、瞳のチカラ。」というスローガンのもと、健やかな瞳を通じた気持ちいいコミュニケーションが広がり、世の中が元気になるよう、瞳のチカラを高めるさまざまな取り組みを実施中。新生活におけるコミュニケーションの不安を解決するTipsを紹介するハンドブック形式のコンテンツ「“瞳のチカラ”向上おまもりハンドブック」(堀岡桂子氏監修)も制作している。(「マイティア」ブランドサイトでも掲載)