Twitterで51万いいね!天才すぎるアイデアで架空文房具を制作するクリエイターが話題に。「欲しい!」の声が殺到

東京ウォーカー(全国版)

お好み焼きに鉛筆を差し込んで削ると、その鉛筆の削りカスがかつお節のような姿になる「お好み焼き鉛筆削り」。Twitterに投稿されるやいなや猛烈なスピードで拡散され、「ただただ、すごすぎる」「天才はここにいたか……」「実用品の中の面白さの追求…ステキです」 など、たくさんの称賛の声が寄せられる話題のクリエイターをご存知だろうか。そのクリエイターとは、ミチル( @mitiruxxx )さん。3DCGモデルを用いて、「そうきたか!」という驚きと実用的なデザイン性を兼ね備えた“ありそうでない”文房具の画像を投稿している。今回はそのミチルさんに、クリエイターとなったきっかけや、アイデアの生まれ方などを聞いた。

Twitterで51.3万件ものいいねがついた「お好み焼き鉛筆削り」ミチル(@mitiruxxx)

鉛筆を刺して削ると……ミチル(@mitiruxxx)

削りカスがなんとかつお節に!ミチル(@mitiruxxx)


クスッと笑えるプロダクトをSNSで発信中!実際に商品化されたアイデアも

「小学生くらいから工作が好きで、今に至るまで続けています。作ったものを発信したい気持ちが高まり、クリエイターとして3年程前からTwitterをメインに創作したものを投稿するようになりました」と話すミチルさん。ウイットに富んだ架空のプロダクトを3DCGで制作し、Twitterで発信するスタイルで、数々の作品を公開。現在ではフォロワー13万人以上を抱える有名クリエイターに。中でも一番のヒット作は「お好み焼き鉛筆削り」で、2021年に公開すると話題を呼び、さらにそのツイートを目にしたソースメーカーのオファーで商品化も実現した。

ミチルさんは、「『オタフクソース』様にお声がけをいただき、商品化に至りました。とてもかわいく仕上がり、鉛筆を削った際のかつお節を見事に表現してくれています!」と、商品化に大満足の様子。

パッケージも長ネギ形の「ねぎあめ」ミチル(@mitiruxxx)

断面も精巧に長ネギが再現されているミチル(@mitiruxxx)

長ネギの粉末入りで、ほんのり長ネギ味ミチル(@mitiruxxx)


お好み焼き型の鉛筆削り以外にも、長ネギの千歳飴の3DCGから商品化された「ねぎあめ」も実際に商品化されている。その独創性とかわいいフォルムなど、独特の視点を持つミチルさんは、「生活用品の細部を見つめたり、創作物として発展しそうなものを頭の中に留めておいたりしています」と、アイデアの湧き方を教えてくれた。作品へのこだわりは、「かわいい見た目とクスっと笑みがこぼれるような作品づくりを心がけています」とのことで、実際に商品として並んでいても遜色ない、ビジュアルや機能性への工夫を明かしてくれた。

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