韓国のオーディション番組「BOYS PLANET」(通称ボイプラ)出身者のJONG WOO・SEONG MIN・YE DAM・JAY CHANGと、「高等ラッパー4」への出演やCiipherでの活躍で知られるTAGの5人が集まって結成された「ONE PACT」。11月30日に1stミニアルバム「Moment」をリリースし、正式デビューを果たした。また、11月17日には日本でファンコンツアー「2023 ONE PACT FANCON TOUR 〈THE PACT〉IN JAPAN」も開催され、日本デビューの日も待ち遠しい。後編では、メンバーそれぞれの初印象や「Moment」のタイトル曲である「Must Be Nice(좋겠다)」に込められたメッセージなどを聞いた。
序盤は静かに進むけどパフォーマンスも映える曲(TAG)
——1stミニアルバム「Moment」のタイトル曲「Must Be Nice(좋겠다)」はどんな曲ですか?
SEONG MIN:
曲を作ったTAGが説明します!
TAG:
「Must Be Nice(좋겠다)」は、主人公から相手に対する「本当に君はいいよね」というメッセージが込められています。君がどんな行動をしようが、どんなことを言おうが、いつも僕(私)に受け入れてもらえていいね、という意味です。序盤は静かに進んでいきますが、曲が進むにつれパフォーマンスも映える曲になっています。
JONG WOO:
聞いていて退屈しませんし、すごくいい曲です。是非たくさん聞いてください!
JONG WOOさんがちょっと怖かったです(笑) (YE DAM)
——みなさんはボイプラで出会ったメンバーとのことですが、お互いの印象を教えてください。まずはYE DAMさんから。
SEONG MIN:
YE DAMをレベルテストで初めて見た時、踊りが上手で、実力的にも注目されるだろうなと感じました。
JONG WOO:
レベルテストでYE DAMが僕の後ろの席に座っていたので、「どんな曲をやるんだ?」って聞いたんですよ。それで僕が尊敬するMONSTA X先輩の曲をやると聞いて、「この子、気に入った!」と思ったのが最初の印象ですね。パフォーマンスを見たらダンスもうまかったので、更にいいなと思いました。
JAY CHANG:
初めて撮影で会った時、才能があると思いました。話しやすいし、すごく優しいなという印象でした!
——TAGさんの印象はどうでしたか?
SEONG MIN:
ボイプラの時、TAGの周りには友達が多かったんです。話も面白いし、友達がたくさんいたので、“陽キャ”だなって思いました。
JONG WOO:
歩いている姿を見て、スカしてるなぁって思いました(笑)。放送されなかったんですけど、最初1位の席に座ってフリースタイルのラップをしたんですよ。そのラップを聞いて、「練習生じゃなくてアーティストが来た」って感じました。
YE DAM:
僕もボイプラの現場でTAG兄さんのラップとフリースタイルのダンスを見て、他の人たちはTHE練習生という踊りなのに“何もなくてもあるように見せる”というカッコよさをTAG兄さんから感じました。
JAY CHANG:
僕の中で、TAGさんの第一印象はちょっと面白いんです。TAGさんとソク・マシュー(ZEROBASEONE)と話す時、最初のころは韓国語で話してたんですけど、ある日いきなりTAGさんが英語を話し出して…。
TAG:
あぁ~(笑)。最初は韓国語で話していたんですけど、2人ともGグループの子だし、コミュニケーションが英語なんですよ。それで、2人がご飯を食べているところに僕が近づいていって何気なく英語で話しかけたんです。そしたら「え?英語!?」って感じでビックリされて(笑)。その後、仲良くなりました。