MBSドラマフィル枠にて放送中の「熱愛プリンス」(MBS:毎週木曜深夜1時29分~/テレビ神奈川:毎週木曜深夜1時~)にてアイドルグループ「Terzetto」の三兄弟役として共演している、「原因は自分にある。(通称ゲンジブ)」の杢代和人・大倉空人・小泉光咲。実際の年齢順とは違い長男を大倉、次男を杢代、三男を小泉が演じているが、気心知れたメンバー同士で息の合った演技を見せている。そんな3人に、撮影現場の雰囲気などについて語ってもらった。
雅哉が「見るしかねーだろ!見ておもろい部分探すぜ!」って(笑)
――今回、「熱愛プリンス」で3人が兄弟役を演じると最初に聞いた時はどう思いましたか?
杢代:個人的には、空人との共演は多分4年ぶりとかになるんですけど…
大倉:ミュージカル「オープニングナイト~桜咲高校ミュージカル部~」(2021年)以来だね。
杢代:4年前もすごく楽しかった思い出があるので、またあの青春が帰ってくるんだなって思うとシンプルに楽しみでした。
小泉:発表された時から、とにかく安心感しかなかったです。身近にいる2人で素を知っているからこそ、現場でも初日から楽しくやらせていただいてます。
大倉:いい意味で、不安が本当になくて。兄弟役ということで同じシーンが絶対多いだろうなっていうところに喜びを感じましたし、すごく楽しみでしたね。
――他のメンバーの反応はいかがでしたか?
杢代:「何してんの?」って感じだったよね(笑)。
大倉:僕も解禁コメントに(吉澤)要人から言われた言葉を書いたんですよ(笑)。どのメンバーも同じ感じで、言い出しが要人だっただけです(笑)。
小泉:それぞれ演じる役に似てるね~とか言われましたね(笑)。
杢代:(桜木)雅哉とかも結構反応が良くて、「見るしかねーだろ!見ておもろい部分探すぜ!」って(笑)。メンバーも楽しんでくれるっていうのはありがたいです。
小泉:全然思い浮かばないんだけど、その姿(笑)。
遥と理人がケンカしてるシーンでツッコみたくてウズウズする自分がいる
――「熱愛プリンス」で演じる三兄弟と普段の3人の関係性を比べると、いかがですか?
大倉:いや~、でも一緒かな?
小泉:一緒ではないでしょ(笑)。
杢代:一緒は語弊があるだろ!(笑)
小泉:Terzettoの3人は劇中でたくさんケンカしてるけど、まつりが来たことでどんどん絆が見えてくるじゃないですか。僕らのグループはもともと仲が良いんですけど、絆が深まってきてる部分があるので、そういう部分で似てるんじゃないかなと思います。
杢代:確かに、兄弟だからこそ会話は少ないけどお互いのことを理解してる…みたいなところも似てるかもね。僕たちも長い間一緒にいて、話さなくても思ってることはわかるみたいなところまで来てはいるので、ケンカしてるところ以外は結構近いのかな。
大倉:あとは、応援してくださってるファンの皆さんから見ていただいたパフォーマンス中のアイドル像的なものは、それぞれTerzettoと似てる部分があるんじゃないかなっていうのを感じますね。
――三兄弟の年齢順が実際の年齢とは違うので、そこの関係性も面白いんじゃないかと思います。普段の精神年齢的にはどうですか?
小泉:でもなんかそれこそ精神年齢っていう部分で…あ、でも梓は別にあれか、関係ないのか、精神年齢的なものは…?
大倉:ここで考えるのやめて?(笑)
小泉:ゲンジブでも年齢を知らない人から見たら僕が年下に見られがちなので、そこに違和感はないかもしれません。僕は年下の方が合うんじゃないかなと思っていたので。
大倉:そうだよね、雅哉と和人が一番年上に見られる世界だもんね。(※実際には最年少の2人)
小泉:黙ってればね。
大倉:遥は長男ですけど精神年齢は多分一番下で、実際の大倉空人としても多分2人より下だと思うんですよね。
杢代:お~、自分で言う?
大倉:うん、だって別に悪いことじゃないからね?少年心があるってことだから。
小泉:そう思う人も、そう思わない人もいるだろうね?(笑)
杢代:梓はクールなんですけど、実際の僕は精神年齢がそんなに高くないので、遥と理人がケンカしてるシーンでツッコみたくてウズウズする自分がいます。梓だから耐えないと!と思っていますが、本当はもっとツッコみたいです。
大倉:クールな和人は面白いです。違和感ありますね。
杢代:いつもは一番うるさいもんね。
小泉:一番うるさいですね。役中では全くツッコんでこないので「もっとケンカに入ってきてよ」って思います。和人として(笑)。