真冬のオタクイベント“ワンフェス”にコスプレ美女が大集合!

東京ウォーカー(全国版)

2月7日、日本最大級のガレージキットコンベンション「ワンダーフェスティバル 2010[冬]」が、幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)にて開催。フィギュア等の販売だけでなく、コスチュームプレイ、フリーマーケットなど“日本最大級のオタクイベント”として名を馳せるだけあって、志向を凝らしたコスプレイヤーたちが全国から集い会場に華を添えていた。

真冬かつ大幅な電車遅延も起こるほどの強風にもかかわらず、幕張メッセ屋外のコスプレスペースには、多くのコスプレイヤーとその姿を写真に収めようとするカメラマンが詰め掛けた。静岡から朝6:00に来て「初音ミク」や、アニメ「Axis powers ヘタリア」のコスプレを楽しむ男女4人組や、「大阪から友達と来ました」と、ゲーム「FATE」のコスプレを楽しむ女性など、まさに全国のコスプレファン大集合といった感じだ。

素人目から見ると、一体どれだけの費用がかかるのかいまいちピンとこないコスプレ衣装。だが、この景気の影響か、今回取材したコスプレイヤーたちの制作費用は意外と少なめのよう。

「肩の部分とかかなり頑張って作りましたけど、トータル8000円弱ですね」というアニメ「マクロスF」の「シェリル・ノーム」のコスプレイヤーや、ゲーム「BLAZBLUE」のキャラクター「ライチ=フェイ=リン」をコスプレする女性は、キャラクターそっくりの完成度の高い姿にもかかわらず“100均”なども活用し5000円以内で収めたという。オーダーメイドで作ると10万円以上するという話もあるだけに、かなりの低予算のようだ。

「今のコスプレ界では『VOCALOID』や『ラッキードッグ』などが人気ですが、ここ(今回のワンフェス)では、『マクロスF』がやっぱり根強い人気ですね」というコスプレイヤーの声もあるように、アニメ「マクロスF」のキャラクターのコスプレを楽しむ人の姿が目立った「ワンダーフェスティバル 2010[冬]」。可能な限りの予算でコスプレを楽しむ彼女たちのパワーにも後押しされ、今回のワンフェスも大盛況のうちに幕を閉じそうだ。 【東京ウォーカー】

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