朝獲れ鮮魚を新幹線で輸送!東京初出店のプレミアム回転寿司「無添蔵」が旨すぎる!

東京ウォーカー(全国版)

“安心!おいしい!安い!”をコンセプトに、回転寿司チェーンとして全国展開している「くら寿司」。値段が安いうえに、ネタの種類が豊富。また、食べた皿を5枚回収口に入れると1回ガチャができて当たると景品がもらえる“ビッくらポン”といったエンタメ性もあり、子ども連れでも利用しやすい明るい雰囲気やサービスが人気の理由だ。そんなくら寿司に高級路線があることは、関東ではあまり知られていない。その名も「無添蔵(むてんくら)」。くら寿司が運営するワンランク上の回転寿司として2005年に関西を中心に誕生した。大阪2店、兵庫1店、和歌山1店と計4店で展開してきた「無添蔵」が、いよいよ2025年5月29日(木)に関東初上陸!メディア内覧会が開催された首都圏1号店「無添蔵 中目黒店」を紹介しよう。

「無添蔵 中目黒店」は “大人が通う秘密の隠れ蔵(家)”が内装のテーマ。入口すぐにはアート盆栽も

豊富なアルコールメニューと、絶品ネタが楽しめる!


中目黒駅から徒歩1分。回転寿司店とは思えないムーディーな店構え

関西エリアの「無添蔵」は古民家風の佇まいだったが、中目黒店は駅からほど近いビルの2階にあり、店内に入るとちょっとした“大人の隠れ家”といったシックな内装に驚く。しっとりと暗めの照明、ジャズが流れる大人な雰囲気、一角には盆栽が飾られていたりと、どれをとってもいつものくら寿司とはかけ離れたムードだ。

入口からしてくら寿司とは雰囲気が異なる


オープンに際しては、「都心部にも展開しやすい小規模店舗」「手間をかけた上質なメニュー」といった無添蔵の従来の特徴を基盤に、内装や新メニューの展開などのリブランディングを実施したそう。中目黒店は、新たなコンセプトとして掲げた「日常の中の“非日常”」を体感できる空間になっている。

回転ベルトでお寿司を流すという回転寿司の特徴はそのままに、ビッくらポン!などのアミューズメント要素はなくした店内

カウンター席以外にボックス席もあり、仕切りをおろせば個室感も


高級ネタが破格の値段!新幹線による鮮魚輸送で朝獲れた魚をその日に提供

「福井の朝獲れシリーズ」(1皿各380円)

「無添蔵」が通常のくら寿司と一線を画す目玉のひとつが、ネタの鮮度だ。早朝に福井県の漁港で水揚げされた魚を、北陸新幹線に乗せて運び、なんとその日の夕方には店舗で食べられるという!この「朝獲れシリーズ」では、石鯛、キジハタ、シイラなどの10商品の中から水揚げされた商品を、1皿各380円という値段で当日販売。

JR東日本・JR西日本の協力のもと、列車荷物輸送サービス「はこビュン」を利用して、北陸新幹線で東京駅まで鮮魚を届ける提供:JR東日本 

福井県の鷹巣漁港から早朝3時に出港した漁船が5時ごろに水揚げした魚をスピード輸送


さらにうれしいのが、生の本マグロを使用したメニューが常時ラインナップされていること。これは2023年より愛媛県宇和島市で養殖生産をスタートした本マグロを、中目黒店で初めて提供するもの。

ブロックで仕入れた生本マグロを店内で切り分ける


一度も冷凍されていない状態で店舗まで輸送し、そのまま提供されるというこの生本マグロ。赤身、中トロ、大トロがセットになった「生本まぐろ三種盛り」は、旨味が凝縮された赤身から、深い甘味のある脂が口に入れるととろけるトロまで楽しめて、1皿980円という値段はうれしい限り!

「生本まぐろ三種盛り」(1皿980円)


マグロを解体したときに出る中落ちをそのまま活用した「生本まぐろ 中落ちセット」も新規メニューとして採用。スプーンを使って自分で削り取った中落ちを、シャリにのせて海苔を巻いて食べるスタイルで、生の本ワサビがついてくるのも高ポイント。

「生本まぐろ 中落ちセット」(1480円)。希少部位のため数量限定

「生本わさび」は単品注文もOK。280円


また特筆すべきは、“飾り包丁”や“刷毛塗り”といったひと手間をかけた提供方法。ネタに包丁で切り込みを入れて醤油が馴染みやすくしたり、ネタとシャリのおいしさがより感じられるようにこだわりの出汁醤油を直前に刷毛で塗って提供されるという。

飾り包丁が入った「【国産】炙り真いわし」(1皿280円)

飾り包丁を施すと、寿司の具材を美しく見せることができ、味も浸透しやすくなる

出汁醤油を直接ネタに塗ることで味が凝縮され、ネタとシャリのバランスがよくなる

一皿で数種類のネタが味わえる盛り合わせも人気。「貝五種盛り」(1200円)

炙りほたて、炙り赤えび、炙りびんちょう大とろ、炙り生サーモン、炙りうなぎが一皿に盛られた「炙り五種盛り」(930円)

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