キャラクター玩具を中心としたオリジナル商品を企画販売する株式会社エンスカイは、紙でキリとる名場面「PAPER THEATER」を展開中。
ペーパーシアターとは、レーザーで精密にカットされた色紙や木を重ね合わせ、登場するキャラクターの印象的な名シーンを作り上げるクラフトキット。今年でシリーズ10周年を迎え、立体的にキャラクターの特徴を表現できるところが魅力の1つとなっている。
パーツをカッターナイフで切り離し、接着剤で貼り付けて組み立てるだけなので、特別な道具や技術が不要。初心者でも比較的簡単に制作できる一方、紙ならではの繊細な表現やデザインも特徴で、クオリティの高い作品を作ることが可能だ。
自分の手で作り上げたあとは、インテリアとして楽しむことができるのだとか。今回は、シリーズ初の可動式ペーパーシアターを実際に制作し紹介していこう。
動きのあるペーパーシアターで、アートの世界に飛び込もう
今回体験する商品は、2025年4月22日に発売された「ペーパーシアター-ウッドスタイル- PT-WL26 BONSAI-松-」(3740円)という上品で高級感のある盆栽仕様の作品。
商品のほかに用意するのは、専用キットの接着剤とピンセット、カッターナイフのみ。カッターナイフでパーツを切り取り、接着剤で順番に貼り合わせるだけのシンプルな作業で、奥行きの感じられるアートを自分の手で生み出すことができる。
難易度は1から5段階に分かれているので、初心者から上級者まで自分のスキルに応じて段階的に選べる点もうれしいポイント。いつの間にか時間が経っているほど、夢中になりながらクラフト体験に浸ってしまうこと間違いなし。
煌びやかな見た目となるデザインの秘密は、木の素材や金色の特殊紙。レーザーカットによる細かなカットの入った色紙を貼り重ねて幹や葉を作ることで、盆栽のリアルな質感を際立たせている。
本商品の難易度は3だが、初心者でもスムーズに進められた。レーザーカットされたパーツは精巧で、貼り合わせていくたびに名場面が少しずつ立ち上がっていく感覚にワクワクが止まらない。
作業自体は集中力を使うが、その分、完成したときの達成感は格別!細かいパーツの扱いに手こずる場面もあったが、無心で手を動かす時間が心地よく、気がつけば熱中してしまう大人のための趣味時間といえる。
シリーズ初となる可動式のペーパーシアターは、温かみのある柔らかな日本らしいデザインに加え、扉をスムーズに開閉することができるので自分好みの開き具合に調整が可能。
また、松だけでなく「ペーパーシアター-ウッドスタイル- PT-WL27 BONSAI-桜-」も発売されている。季節を感じられる2種のラインナップで、日本の風情をクラフトで堪能できる。親子で楽しむハンドメイドや、お土産にも最適なクラフトアイテムとなっている。
バリエーション豊かなペーパーシアターシリーズ
ほかにも、通常よりミニサイズで制作所要時も1時間ほどで完成することができる「ペーパーシャドーアート ミニ」や、手のひらサイズの球状専用カプセルに入った「PAPER THEATER -BALL-」などのペーパークラフトシリーズも展開。
80キャラクター、計300種類以上の商品から、紙の世界が繰り広げる名場面を自分の手で作ってみるのはいかが。