茶トラの「ミル」、白黒ハチワレの「ポッちゃん」、黒猫の「朔ちゃん」。3匹の愛猫との日々を描く藤緒ミルカさん(@mirumirupakupa1)は、アメーバブログやX(旧Twitter)で漫画を投稿する人気ブロガーだ。今回は、猫飼いさんなら誰もが経験するであろう“あるある”を描いた漫画を紹介するとともに、作者の藤緒ミルカさんにインタビューを実施。創作秘話の後編をお届けする。
飼い主の気を引こうとあの手この手…!
ミルちゃんが藤緒さんが苦手な音を立てて起こすことについて尋ねると、「ミルは頭脳派ですよ、ムカつくことに。人によって違うのかもしれないが、ビニール素材の物を触ってパリパリ、シャリシャリって鳴る音が私にはとても不快でして。ミルはそれを知ってるんだと思うんです。単にビニールが好きでいつでも舐めるというわけではなく、今回のように寝てる飼い主を起こすためにやったり、怒られたときに腹いせに舐めたりするんです」と、その賢さと小賢しさを語った。
「私の机の上にはなぜか常にお菓子があるので、シャリシャリ鳴りそうな物にはこと欠かないんですよ。珍しくそういった類のものが見つからなかったら、ゴミ箱にセットしてあるビニール袋の端を舐めたり、クリアホルダーを舐めることもありました。そして我慢できずに起きて『やめて!』と言うと『やっと起きたのか。じゃあ、やめてあげましょう』という態度で偉そうに座り直します。あまりに小賢しくてムカつきますよ(笑)」と、ミルの計算高さに苦笑いした。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。製品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。