2017年末の12月28日(木)、ロックバンドTHE YELLOW MONKEY(ザ・イエローモンキー)が、福岡ヤフオク!ドームに「THE YELLOW MONKEY SUPER メカラ ウロコ・28 -九州SPECIAL-」を引き連れてきた。
九州初開催! “メカラ ウロコ・28 -九州SPECIAL-”
2001年の活動休止前最後のライブ以来、約17年ぶりの東京ドーム2daysを大成功させた彼らが、続くドーム公演&2017年を締めくくるライブとして“メカラ ウロコ・28 -九州SPECIAL-”と銘打ったイベント。東京ドーム公演とは選曲をガラリと変えたうえに、サブステージなどさまざまな演出を用意した。
約22年ぶりのナンバーや初披露の楽曲も
特に楽曲では、「追憶のマーメイド」「Horizon」が印象的だった。1995年以来の演奏となる「追憶のマーメイド」は、イントロが流れた瞬間に客席から大きな歓声があがる。また「Horizon」に関しては、この日が初披露。吉井がMCで『今夜のライブで、皆さんの前ではじめて演奏する曲をやらせてもらおうと思います。新しいTHE YELLOW MONKEYとファンの皆さんとの新たな絆の歌になりました。大事に唄っていきたいと思います。みんなも一緒に唄ってくれませんか?』と語り、会場いっぱいに歌声が響きわたった。
リストバンド型LEDライトを使った演出で盛り上げる
本編のクライマックスに選ばれたのは、再始動したのちに初めて発表した新曲「ALRIGHT」。楽曲に合わせてカラフルに光るリストバンド型LEDライト“FreFlow(フリフラ)”を使った演出で、会場とステージに一体感が生まれる。
博多弁で唄う「LOVE LOVE SHOW」
アンコールはデビュー曲であり人気の高い「Romantist Taste」、歌詞を博多弁に変えて会場をさらに盛りあげた「LOVE LOVE SHOW」などを演奏。最後は、先日のドーム公演でオープニング曲に選ばれた「WELCOME TO MY DOGHOUSE」で幕を閉じた。
「2018年はニューアルバムを作ります!」
吉井がアンコールのMCで「来年はアルバムを作ろうと思っている。懐かしい曲もいいけど、強力な新曲を用意してくるぜ」と語ってくれた。この言葉から、2018年も彼らに期待ができそうだ。
【九州ウォーカー編集部/文=川合知也(シーアール)】
川合知也