今週(2026年4月3日~4月5日)の映画動員ランキングは、新作の登場こそなかったものの順位の入れ替わりが目立つ一週となった。首位は『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』が春休み効果で6週連続キープし、累計興収はついに37億円を突破。一方、前週10位だった『超かぐや姫!』が5位へと一気にランクアップを果たしたほか、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』も4位から3位へと浮上した。さらに『ウィキッド 永遠の約束』は累計動員118万人を超え、興収20億円の大台も射程圏内に入っている。今週末にどの作品を観るか迷っている人は、ぜひ最新のTOP10を参考にしてみてほしい。
10位:『ほどなく、お別れです』(公開日:2026年2月6日)
浜辺美波さんと目黒蓮さんがダブル主演を務める感動作が、公開9週目にしてもTOP10内に踏みとどまった。亡くなった人の声が聴こえるという秘密を抱えた就活生・美空(浜辺さん)が、その能力を見抜いた葬祭プランナー・漆原(目黒さん)に誘われ、葬儀会社「坂東会館」のインターンとして働き始める。妊婦の妻に先立たれた夫、幼い娘を喪った夫婦――さまざまな別れの現場に立ち会いながら、美空は「遺族だけでなく、故人も納得できる葬儀とは何か?」を漆原と共に問い続けていく。原作は長月天音さんの同名ベストセラー小説で、メガホンをとったのは『アオハライド』の三木孝浩監督。
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9位:『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』(公開日:2026年3月20日)
週刊少年ジャンプの人気コミックを原作にしたテレビアニメ「暗殺教室」の劇場版が、公開3週目で9位にランクイン。「アニメ『暗殺教室』10周年の時間」プロジェクトの集大成となる本作では、これまで映像化されてこなかった原作エピソードの数々が、殺せんせーと3年E組による1年間の振り返りという形で次々と描かれる。アートの授業、夏の水泳大会、バレンタインの淡い恋模様、殺せんせーの謎めいたアフターファイブまで――暗殺期限まで残り15日に迫るなか、それぞれの思い出があふれていく。2026年4月10日(金)からは、最後の入場者特典「“みんな”に幸あれ!A6両面イラストカード」の配布もスタートする。
8位:『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』(公開日:2026年3月13日)
山﨑賢人さん主演の実写映画版第2弾が、公開4週目で8位に。アイヌ民族から強奪された莫大な金塊をめぐり、「不死身の杉元」こと元軍人・杉元佐一(山﨑さん)と第七師団の鶴見中尉、戊辰戦争で死んだはずの土方歳三が激突する。監督はドラマ版の第3話と第5~8話を手がけた片桐健滋さん。本作でのこだわりは、「本当に殴っているのでは」と思わせる泥臭く生々しい肉弾戦で、作品全体のドラマ性を一段と引き上げている。また、本作ならではのコミカルなシーンも健在。後半は網走監獄の“のっぺら坊”の正体に迫る濃密かつ切ない人間ドラマが繰り広げられる。
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7位:『映画 えんとつ町のプペル -約束の時計台-』(公開日:2026年3月27日)
2020年公開のアニメ『映画 えんとつ町のプペル』の続編が、公開2週目で7位に。星空に包まれた奇跡の夜から1年。親友プペルとの再会を信じてきた少年ルビッチは、時を支配する謎の異世界「千年砦」へと迷い込んでしまう。元の世界に戻るために彼に課された使命は、11時59分で止まったまま動かない不思議な時計台を再び動かすこと。100年もの間、約束を信じて誰かを待ち続ける男との出会いを通して、ルビッチは「信じる勇気」を取り戻していく。原案は西野亮廣さんの絵本『チックタック 約束の時計台』で、製作総指揮・原作・脚本も西野さんが続投。廣田裕介監督とSTUDIO4°Cが再びタッグを組んでいる。
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6位:『ウィキッド 永遠の約束』(公開日:2026年3月6日)
ブロードウェイの大ヒットミュージカルを実写映画化した2部作の完結編が、公開5週目で前週の7位から6位へとワンランクアップ。累計動員はすでに118万人を突破し、興収20億円の大台にも王手をかけた。「悪い魔女」という汚名を着せられたエルファバ(シンシア・エリヴォ)と、「善い魔女」として名声を手にしながらも親友との別れに深い影を抱えるグリンダ(アリアナ・グランデ)。和解の言葉さえ届かなくなった2人の前に、ある日突然“カンザスから来た少女”が現れたことで、運命の歯車は大きく回り始める。歌唱シーンは引き続き全編が撮影時の生歌録音で、グリンダが歌う映画オリジナル新曲『ザ・ガール・イン・ザ・バブル』にも注目。