2018年4月22日(日)、歌手・木村カエラさんが待望の絵本『ねむとココロ』(KADOKAWA刊)を出版。発売にあたり、5月8日(火)まで原画展示会を開催中の西武池袋本店内にある三省堂書店池袋本店イベントスペース(東京都豊島区)にて、記者発表を行った。
「昨日の夜から高まる気持ちが押さえられなくて、すごくドキドキしています。元々絵本が大好きで、いつか絵本を描きたいという夢がありました。実現して本当にうれしい」とカエラさん。
『ねむとココロ』の主人公は、いつもモヤモヤした気持ちを抱えている男の子・ねむ。ある日ココロと出会ってから、本当の自分の“心”に必要なものに気がついていく物語だ。
このお話は、アルバム『PUNKY』に収録されている「BOX」がもとになっている。「この曲は『私らしくありたい、そのためには心の中がキラキラしていないと!』というメッセージが込められているんです」(カエラさん)。
また今回、そごう・西武の母の日キャンペーンとコラボし、カエラさん描きおろしのラッピングツールがお目見え。ショッピングバッグのほか、包装紙やシール、メッセージカードの4種類が展開される。
「渡す側ももらうお母さんもワクワクするようなもの、そして、普段恥ずかしくて伝えられない思いをこれを渡すだけで伝えられるといいなと思ってデザインを考えました。形になってとても嬉しい」(カエラさん)。
お気に入りのページがあったら教えてくださいという質問には、
「14ページのねむの顔が好き! 描いているときに一瞬集中力が切れたのか、なんともいえない表情をしています。個人的にツボでついつい開いてしまうページ」とお気に入りのシーンも披露するなど、和やかに発表は終了した。