駅員の仕事には、普段の生活では耳にしない不思議な専門用語がいっぱい!? 駅員経験のあるザバック
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さんが描く「100日後にやめる契約駅員さん」には、鉄道の現場ならではの知られざる日常が詰まっている。今回紹介するのは、線路内作業で使うマジックハンドをきっかけに、駅員独特の言葉が次々と飛び出すエピソード。何気なく使っている用語が、思わぬところで身元特定につながるかもしれないという、現場ならではの気付きも描かれている。作者に、駅員時代のうれしかった思い出も聞いた。
会社によって呼び方が違う!? 駅員の専門用語
X(旧Twitter)やブログを中心に、駅員を主人公にした漫画を発表しているザバックさん。ユニークな動物キャラクターたちが登場し、駅員の仕事や日常をのぞき見しているような気分になれる作品が人気だ。
「100日後にやめる契約駅員さん」の今回のエピソードでは、ペン助が仕事で線路内作業をすることに。そこで先輩から渡されたのがマジックハンドだった。「すいません、マジックハンドって何ですか?」と尋ねるペン助。先輩は「線路内の物を拾い上げるのに使います」と説明し、実物を見せてくれる。
ところが、ペン助には別の驚きがあった。他の鉄道会社では同じ道具を「拾い棒」と呼んでいたため、会社によって呼び方が違うことに気付いたのだ。
「ゲロ掃除」にも別名が!? SNS投稿にも要注意
駅員の独特な言葉は、マジックハンドだけではない。泊まり勤務を「隔」「泊」「徹」と呼んだり、ゲロ掃除を「オガクズ」「ノンゲーロ」と表現したりと、日常ではなかなか聞かない用語が次々と登場する。
普段からSNSで何気なく使っている言葉も、業界の人が見れば勤務先などを推測する手掛かりになるかもしれない。コンプライアンスに厳しい時代だからこそ、ペン助も改めて気を付けなければと感じるのだった。
駅員時代の最高の思い出は、子どもたちの笑顔!
駅員の日常をリアルに描くザバックさん。実際に仕事をしていた頃、うれしかった出来事についても聞いてみた。彼が挙げたのは、漫画にも登場する「こどもキップ」を描いて子どもたちに配ったことだった。「僕が絵を描いて『こどもキップ』を子供たちに配って喜んでもらえたことですね。僕の絵で喜んでもらえたのは人生で初めてでした。駅員の仕事とは関係なくて申し訳ありません(笑)」
自分の描いた絵で誰かが喜んでくれる。そんな経験は、作者にとって忘れられないものになったようだ。駅員としての日々の中にあった、思いがけないうれしい瞬間。普段はなかなか知ることのできない現場の裏側だけでなく、働く人の温かさも伝わってくるエピソードだ。
■取材協力:ザバック(@theback_blog)
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