5月26日(土)・27日(日)の2日間、宮城県「スポーツランドSUGO」にて日本一速いレーシングドライバーを決める「2018年 全日本スーパーフォーミュラ選手権」の第3戦が開催されます。
スポーツランドSUGOは東北最大の都市「仙台」市内から車で約1時間、東北道の村田インターチェンジからわずか15分と、好立地に位置するサーキットです。
近郊に駅がないため、公共交通機関を利用する場合は、JR仙台駅西口から出ている宮城交通の臨時バスがよいでしょう。空路の場合は仙台空港から鉄道を利用して仙台駅へ向かうか、空港のほうがサーキットに近いので、直接タクシーやレンタカーで行くのも良いかもしれません。
日本三景の一つである松島や、樹氷や温泉で知られる蔵王も近いので、週末SUGOに入りびたるのはもちろんのこと、例えば土曜日は東北観光、日曜日は決勝レース観戦というプランもオススメです。もちろん、夜は仙台名物の牛タンや三陸の海の幸などのグルメを堪能するのもいいでしょう。
さて、大きなクヌギの木が出迎えてくれる施設に一歩踏み入れると「杜の都、仙台」に近いこともあってか、他のサーキットに比べて樹木が多い印象を受けます。新緑の季節であるこの時季は、とても気持ちよく、お弁当を持って山へピクニックしに来たような気分が味わえます。
そんな「清々しい気持ち」が味わえるSUGOですが、ドライバーにとっては、かなりチャレンジングな場所。レーシングコースは山間部というロケーションを上手く利用したテクニカルなレイアウト。
高低差は約70mとアップダウンが激しく、タイトコーナーが連続することから、通常のレースではありえないようなレース展開になることが多いです。そのため、モータースポーツ関係者からは「SUGOには魔物が棲む」と言われています。