会社員の人も、フリーランスの人も、仕事において「雑務を誰かにお願いして、そのぶん他の仕事でパフォーマンスを出したいのに(誰も頼める人がいない)」「今ここだけをお願いできればすごく楽なのに(誰も頼める人がいない)」と思ったことはありませんか。
会社員とフリーランスを兼業して、いわゆる最近流行りの複業をしているわたしは、毎月何度もそう思うことがあります。
特に、資料作成や、リサーチ作業。やろうと思えばもちろん自分でできるのですが、企画を出す、取材に行く、原稿を書く、営業をするなど、属人的な仕事にマンパワーを割いて、自分じゃなくてもできる仕事はできるだけ人に振るのが理想です。
しかし、アシスタントを雇うにしても、リクルーティング、アシスタントごとのレベルや、できる・できないことの把握、依頼から納品までのやりとり、で意外とコストがかさみ、それならもう自分でやってしまったほうがいいのでは……と結局全て自分で抱え込む日々。
そんな日々のなかで「オンラインアシスタント」のサービスを耳にしました。「オンラインアシスタント」というのは、その名の通り、オンライン上でアシスタントを雇えるというもの。総務なり秘書なりのバックオフィス系の業務が主ですが、ライティングやデザイン、プログラミングなどもお願いできるというサービスです。
決して安くはないのですが、フリーランスが果たして「オンラインアシスタント」使いこなせるのか、使うことによりどう働き方が変化するのかを知るため、1か月限定で試してみることにしました。
「オンラインアシスタント」はいくつかあるのですが、色々調べた結果、今回お願いしたのは「HELP YOU」さん。同社は、採用率1%の優秀な人材を抱えており、さらにクライアント(今回の場合はわたし)の窓口は1つにし、窓口となるディレクターから各依頼に対応できるスタッフに振り分けていくので、やりとりが煩雑になることなく、プロフェッショナルにお願いできるということを売りにしていました。
料金は、契約する期間にもよりますが、1か月8万円から。果たして、この金額感をフリーランスがペイできるのでしょうか。
事前ヒアリングと依頼内容について
まず導入にあたり、窓口になってくれる方と30分ほどのオンライン打ち合わせを行います。今回は、導入費は確実にペイし、さらに売り上げが立つように「セミナー資料作成」「広報窓口リサーチ」「テープ起こし」を依頼することに。セミナー資料のみ、事前に箇条書きレベルで発言予定の内容をまとめました。