山形県酒田市の酒田市美術館で7月21日(土)から9月2日(日)まで、「写真家たちの世界遺産展」が開催される。
1972年に世界遺産条約が採択され、人類共通の遺産として、自然遺産・文化遺産・複合遺産のジャンルで国際的に広く認知、保護されている世界遺産。これらの世界遺産は、写真家たちの取材対象でもある。
同展では、野町和樹、中村征夫、長倉洋海をはじめとする12名の日本人写真家が捉えた世界遺産を約90点で紹介する。
展示担当者は「過去に土門拳賞受賞した野町和嘉をはじめとする12名の日本人写真家が捉えた世界遺産を約90点展示します。世界遺産の中でも原爆ドームなどの負の遺産、紛争などで保存が脅かされている危機遺産など、単に美しさだけではない作品も展示します」と展示の魅力を話す。
人類の教訓となる歴史や、現在の世界情勢へも思いを寄せて鑑賞しよう。
ウォーカープラス編集部