静かな通りに佇むヨーロッパのアパートのような建物。その建物の前を通ると、奥まったところに赤い扉が見える。そんな知らないとたどり着けない立地のこの店は、日本のトップショコラティエの一人、土屋公二シェフが手掛けるジェラート専門店。シャンデリアを配した優雅な空間でジェラートが食べられる。
カスタマイズで自分だけのジェラートを発見!
中でも人気なのが、ジェラートスパイラル。ジェラートにフルーツやナッツを混ぜ込み、特殊な機械で絞り出したこの店だけのメニューだ。ジェラートはもちろん、中に混ぜ込む具も約6種から好きな2種を選べるので、組み合わせ次第でさまざまな味を楽しめる。
ベースとなるジェラートはチョコレートも捨てがたいが、イチオシはミルク味。しっかりとミルクの味わいがありながらも、あっさりした甘さで、これを求めて週2回訪れる常連客もいるほど。混ぜ込んだ素材の味が分かりやすく、組み合わせの妙がより楽しめる。蒸し暑い今の時期は、マンゴーなどのフルーツを混ぜ込み、甘酸っぱさでさっぱりと仕上げるのがおすすめだ。
そのほかケーキやパフェなどもイートインで味わえる。
ヨーロッパの古いカフェのような非日常な空間と冷たいスイーツは神楽坂歩きの休憩にぴったり。ちなみに店内には人気が高いマカロンの箱のイラストを手掛けた画家、樋上公実子さんの額装作品も展示しているので、イートインの際はぜひチェックを。
東京ウォーカー編集部