今年で結成10周年を迎えた人気ユニット・ももいろクローバーZの歩みを辿った展覧会「〜サイリウムが照らす未来〜ももいろクローバーZ 結成10周年記念展」が大阪・大丸梅田店にてスタート。初日となった8月8日(水)には、メンバーの玉井詩織が来場。大阪のファンへ向けて展覧会の見どころなどを語った。
ももクロ結成10年の歩みを振り返る同展覧会では、各メンバーが選んだお気に入りの衣装や私物、幼少期の写真など多数展示。また、デビュー前のストリートライブの写真や舞台セットの模型、ここでしか見ることのできない映像などファン必見の展示物も公開されている。
ももクロ史上最大規模の展覧会ということもあり、先に開催された東京会場では6日間で約3万人が来場。待望の大阪での開催に玉井は「関西でも私たちのことを応援してくださる方がいるので、皆さんに10年の歴史をお届けできることが嬉しい」と笑顔で話した。
まず、玉井が同展覧会のポイントとして挙げたのは、各メンバーが選んだ衣装。実際にライブなどで着用した衣装が多数展示されており「近くで見る機会がないと思う。スタイリストさんが細かなところまで作ってくれている」とディテールにも注目してほしいと説明。また、大阪にゆかりのあるメンバー・百田夏菜子がセレクトした大阪名物たこ焼きをモチーフにした衣装もチェックしてほしいとアピールした。
メンバーの大切な私物も展示。玉井のコーナーには「普段は家に飾ってあるので、家から外して持ってきました」と、スタッフからもらった国立競技場ライブの写真額が公開されている。ステージ模型のコーナーではストリートライブ時代の場所も再現されており「当時を知らない人でも、こういうところでライブをしていたんだと楽しんでもらえると思います」と同展覧会ならではの見どころを明かした。
「ももクロをまだ知らない人にも楽しんでもらえると思うし、ももクロのことを知ってもらえるきっかけにも。隅から隅まで楽しんでほしい」と同展覧会の思いを語る玉井。締めくくりの挨拶の前にはサプライズが。大丸梅田店の店内放送をメンバー全員で担当していることを明かし「大丸さんに足を運んだ際には耳をすまして私たちの店内放送を聞いていただけたら」とPR。関西弁も披露しているそうで「いつものテンションでやらせてもらったので、店内の雰囲気に合うかどうか心配。関西弁の出来は皆さんに判断してもらえればと(笑)」と笑顔でコメントした。
「〜サイリウムが照らす未来〜ももいろクローバーZ 結成10周年記念展」は、大丸梅田店15階の大丸ミュージアム<梅田>にて8月21日(火)まで開催。
山根翼