現在大ヒット公開中のピクサー・アニメーション・スタジオ最新作『インクレディブル・ファミリー』。8月18日(土)京セラドーム大阪で本作の日本語吹き替えで声優デビューを果たした小島瑠璃子がオリックス×ソフトバンクの始球式を行った。小島は自身が務めたキャラクター・ヴォイドのコスチュームで登場した。
映画『インクレディブル・ファミリー』は親子にプロ野球や球場の楽しさを体験してもらう6球団横断型プロジェクト『パ・リーグ 親子ヒーロープロジェクト』とコラボ。小島はそのコラボの一環でインクレ風ヒーローに扮したピクサー公認イラストが公開されているT-岡田選手とピッチング練習を行った。T-岡田は「初心者は『頑張らなきゃ』『絶対届かせないと』と思ってしまってどんどん体が硬くなってしまうので、適当に投げてください」とアドバイスし、小島は今まで始球式で失敗した理由に合点がいったという。
始球式では小島と一言声優として本作に出演している安達了一選手と声優対決が行われた。小島は「再現度が高くて、すごく気に入っている!」と絶賛するヴォイドの衣装で登場。バッターボックスの安達に向けてボールを投げると見事キャッチャーミットに届きストライク。これには安達も「ナイスボール!」と称賛した。
小島はモノを瞬間移動する能力をもつヴォイドの役を背負って「暴投だけは許されない」という決意のもと臨んだ始球式。T-岡田からのアドバイス通り「『適当に』投げることによりリラックスして成功した」と笑顔で語る。
最後に「大人の方でもお子さんでも楽しめる映画ですが、私は特に働いている女性の方にも観てもらいたいなと思っています。働く女性の大変や家族への愛や仕事への情熱、そうい うものがテーマになっているんです」と呼びかけた。
桜井賢太郎