島根県出雲市の今岡美術館で不昧ゆかりの茶道具・書画を展示する「ここにもあった大名茶人の粋」

東京ウォーカー(全国版)

島根県出雲市の今岡美術館で11月11日(日)まで、「ここにもあった大名茶人の粋 松平不昧公200年祭記念茶道具展」が開催されている。

展示品のひとつ「富士画賛」写真は主催者提供


出雲國松江藩7代藩主の松平不昧公は、近世の茶の湯文化に大きな功績を残した大名。同展では今岡美術館館蔵品の中から不昧ゆかりの茶道具をはじめ直筆の書画が展示される。

なお、9月17日までは地元を中心に活動する若手作家、栗原祐太の個展も同時開催。

【写真を見る】同美術館が収蔵している茶道具の名品約40点を一同に展示「赤楽宝珠茶碗」 (写真は主催者提供)


展示担当者は「本年は大名茶人『松平不昧公』として茶の湯文化を広めた松江藩七代藩主治郷の没後200年にあたり、全国的に盛大な記念祭が挙行されております。中でも不昧公ゆかりの茶道具を展示する美術館・博物館に大きな注目が注がれています。その一つとして当美術館が収蔵している茶道具の名品、約40点を一同に展示しており、連日賑わっています。ぜひご鑑賞ください」と見どころを話す。

展示品のひとつ「楽山焼海老茶碗」写真は主催者提供


茶人の思いにも触れられる展示。茶器や茶道具の豊富な展示を見に行こう!

ウォーカープラス編集部

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