島根県安来市の足利美術館で11月30日(金)まで、「横山大観 VS 日本画の巨匠たち」が開催されている。
近代美術界の中心となり活躍した横山大観。富士図や花鳥画、人物画など、多様な大観の作品と、同じ主題を描いた他の画家が描いた作品を2点1組で展示し、比べながら見る展覧会。
竹内栖鳳、川合玉堂、川端龍子など、近代の画壇を彩った画家達と大観の世界観やその魅力を存分に楽しめる。
担当者は「横山大観の生誕150年を記念して開催する本展では、大観と大観以外の画家が同じ主題を描いた作品を2点ひと組で展示いたします。
大観と東西の巨匠として並び称された京都の竹内栖鳳、人々の暮らしを情趣豊かに描いた川合玉堂、会場芸術を掲げて大胆な画面を生んだ川端龍子など、近代の画壇を彩った巨匠たちと大観の作品が並びます。2点を比べながら見る展覧会、つまり作品と作品の対決です」と展示のこだわりを話す。
比較することでわかる画家の個性や魅力もあわせ、巨匠たちの日本画勝負を楽しもう。
ウォーカープラス編集部