大阪モノレールは9月18日(火)、17年ぶりとなる新型車両「3000系」を車両基地(大阪府吹田市)で報道陣に公開した。
10月21日に営業運行を開始する「3000系」は、安全性の向上やバリアフリー機能を充実させたほか、通勤電車では最大級という幅48センチの個別シート、空気清浄機を搭載するなど、ワンランク上のサービスが特徴だ。運転席の後部に子どもが運行中の景色を楽しめる「キッズスペース」も設けた。編成数は4両×1編成。運行路線は大阪モノレール全線。座席数は1編成あたり124 席。
披露会には、鉄道好きで知られるタレント・斉藤雪乃さんがゲストで登場。斉藤さんは「(乗り心地が)格段に上がりましたね」と話し、「未来が感じる車両で先が楽しみ」と微笑む。
大阪モノレールでは今後、開業当時から運行している「1000系」車両の代替として順次製造を進め、「3000系」車両を2021年度までに合計9編成導入する予定。
10月13日(土) には一般向け試乗会を開催。応募方法などの詳細は、大阪モノレールのホームページまたは駅チラシで確認できる。
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新城重登