「ミシュランガイド東京」で1つ星を獲得している「創作麺工房 鳴龍 NAKIRYU」。その齋藤一将シェフが手がける。
1つ星シェフが作るハイスペックな中華そば
人気メニュー「チャーシューそば」(1100円)のスープは鶏のコクがしっかりで、喉越しなめらかな麺とマッチ。厚切りチャーシューは別皿。まずはそのまま味わい、広東式ならではの豊かな風味と肉質を楽しみたい。
基本メニューは「中華そば」(750円)。オーソドックスな鶏清湯(チンタン)と、中細ストレート麺を組み合わせたシンプルな一杯だが、スープには旨味とコクの強い阿波尾鶏、自家製麺は北海道産小麦100%と厳選素材を用い、丁寧に作り上げた。
そして今回、齋藤シェフが一番こだわったのが、広東料理の伝統的な技法で作るチャーシュー。豚肩ロースのブロック肉を特製チャーシューダレに5時間じっくりと漬け込み、その後約200度の高温でオーブン焼きにしている。スモーキーな香りが肉に染み込み、噛むほどに香ばしくてジューシーな味わいが増していく逸品だ。
大きなワンタン5個が丼を覆い尽くし、食べ応え十分な「ワンタンそば」(980円)もおすすめ。自家製の皮の中には粗挽きの豚肩ロースやタマネギなどのあんがたっぷり。皮はプルプル、あんはジューシー。
齋藤シェフが「今一番作りたかった」という、中華料理店のハイスペックなラーメンを堪能しよう。
■中華そば 龍の眼 Produced by 創作麺工房 鳴龍<住所:千代田区外神田3-6-5 電話:非公開 時間:11:00~15:00、18:00~21:00(各LO) 休み:月(祝の場合翌日) 席数:13席(カウンターのみ) タバコ:禁煙 駐車場:なし>
ラーメンWalker編集部