高柳町地域で開催する三大イベントのひとつ「狐の夜祭り」が10月7日(日)に開催される。
この祭は地域の活動団体「夢追い人」が高柳地域を元気にしようと、高柳町の栃ヶ原地区に伝わる「藤五郎狐」の民話をモチーフに手作りしたお祭りだ。
栃ヶ原神社の境内で揚げる畳一枚大の「大油揚げ」
白装束を身にまとった人たちが、栃ヶ原神社の境内で、狐にお供えする畳一畳ほどの「大油揚げ」を作る。
大油揚げは、狐の衣装を着た人たちが、かついで栃ヶ原の会場から漆島の会場に運ばれる。大油揚げは切り分けて、漆島の会場に集まった人たちにふるまわれる。
狐の提灯行列
笛奏者の小俣達郎さんが吹く笛と、先見狐が打つ拍子木のあとに行列が続く。白い装束に狐の面をかぶり、ちょうちんを持った人たちが、いろいろな形のちょうちんを持って歩き、光がゆらゆらと揺れて、点々と連なる光の帯が幻想的だ。
他にも黒姫神社神楽保存会による神楽舞や、燃え上がる炎の周りで白装束で狐に扮した人たちが踊る狐の踊りなど、見どころが盛りだくさん。「狐の夜祭り」に出かけて幻想的な祭りを体験しよう。
ウォーカープラス編集部