進化し続ける宮城のラーメンの2018年最速レポ。今回は根強い人気の淡麗系の中から、2017年12月オープンの新店を紹介する。
コクのある醤油ダレがじんわり旨味を広げる淡麗系「らーめん HIBARI」
オープン前、店名に悩んでいた店主が夜の街で飲んでいる時、ふと耳に入ってきた歌声が美空ひばりだったことから誕生したのがこの「らーめん HIBARI」だ。店を1人で切り盛りしていることもあり、メニューは醤油味のらーめんと、白たまり醤油を使ったらーめんの白の2つが基本。ストレートの細麺と鶏ガラの懐かしいスープが奏でるノスタルジック系淡麗ラーメンは、バランスのとれた一杯だ。
基本の「らーめん」(680円)はあっさりとしたスープに、地元産の醤油を使ったタレが味をまろやかにしている。合わせるのは低加水のストレート麺でスープとの絡みがよい。もっちりした多加水の平打ち麺に替えることも可能。
「らーめんの白」(700円)は一見すると塩ラーメンのようだが、白たまり醤油を使った醤油ラーメン。味わいも塩のようにあっさりでユニークな仕上がり。「ちゃーしゅーめん」(880円)、「ちゃーしゅーの白」(900円)、「日替わりミニ丼」(300円)のメニューも提供している。
「醤油らーめん、白たまり醤油を使った『白』の2つを基本に作っています。一度食べてみてください」と店主・鑑 寿志さん。ツイッターで発表される今週の限定ラーメンにも注目だ。
■らーめん HIBARI 住所:遠田郡美里町南小牛田山の神56-1 電話:非公開 時間:11:00~14:00、17:30~19:30(各LO) 休み:火 席数:13席(カウンター9、座敷4) タバコ:禁煙 駐車場:7台(無料)
ラーメンWalker編集部