浦添市の一大イベント「浦添てだこまつり」が、浦添運動公園とその周辺で10月27日(土)・28日(日)の2日間にかけて行われる。
「てだこ」とは「太陽の子」という意味で、その昔、浦添で活躍した英祖王(えいそおう)の神号「英祖日子(えそのてだこ)」に由来しており、昭和53(1978)年から続く県内でも有数の大規模な祭りだ。
初日は浦添市文化協会による各種芸能のほか、てだこレディ(ミス浦添)の発表などイベントが盛りだくさん。
最大の見せ場は、19時30分頃から始まる「浦添三大王統まつり」(太鼓カーニバル)で、地元浦添の太鼓芸能集団・鼓衆若太陽(ちじんしゅうわかてぃーだ)が中心となり、総勢1000名が浦添の三つの王統(舜天王統、英祖王統、察度王統)の歴史を、舞や太鼓で表現する。
最終日には、ハーリー大会(小型船の手漕ぎ競漕)、浦添市内の各青年会によるエイサー、市民によるてだこ演舞まつりが開かれるなど見どころ満載。締めくくりは市民総出のカチャーシー(手踊り)に、2000発の花火も楽しめる。「浦添てだこまつり」に出かけて、祭り一色となる街を満喫しよう。
ウォーカープラス編集部