フィリップ モリス ジャパン合同会社(以下、PMJ)が、11月15日より全国9店舗のIQOSストアおよびIQOSオンラインストアで発売を開始した加熱式たばこIQOS(アイコス)の最新モデル「IQOS 3」「IQOS 3 MULTI(マルチ)」。記念セレモニーも開催された旗艦店・IQOSストア銀座の初日の模様をお届けする。
2014年の発売以来、日本で540万人、世界では800万人以上のユーザーに愛用されているIQOS。今回、従来機と比べて一回りコンパクトかつスタイリッシュな装いのIQOS 3(1万980円)と、ホルダーとチャージャーが一体化し連続使用が可能になったオールインワン型のIQOS 3 MULTI(8980円)の選べる2タイプが用意された。
当日のIQOSストア銀座には、オープン前から100人を超える長蛇の列ができるなど、IQOS3シリーズの関心度の高さが伺えた。
開店の約10分前になり、「IQOS 3」「IQOS 3 MULTI」発売セレモニーがスタート。挨拶に登場したPMJのシェリー・ゴー社長はIQOS3シリーズについて、「喫煙を続けるよりも、よりよい選択肢であるIQOSへの切り替えをサポートできる製品になったと確信しています。私たちが目指す“煙のない社会”の実現に向けて、この新型デバイスがすべてを変えると信じています」と期待を述べた。
その後、PMJの坂牧真美氏とウィルソン ウェイ氏、電通テックの松原靖広代表取締役社長執行役員が加わってテープカットセレモニーが行われ、IQOS銀座がオープン。新モデルを心待ちにしてオープン前から行列をなした人たちも思い思いのIQOS3シリーズを手にすることができたようだ。
ところでIQOSといえば、以前は入手困難となっていた人気アイテムなだけに、今後の販売状況も気になるところ。現状、IQOSオンラインストアでの予約&来店予約のほか、当日分のフリー在庫が毎日入荷する予定のため、「IQOS 2.4PLUS」ほどの品薄状態は回避されそうな見込みだ。
また、現在は全国9店舗のIQOSストアおよびIQOSオンラインストアでのみの購入となるが、2019年上旬には全国で本格展開を予定しており、さらなるIQOSへの切り替えを促していくという。
なお、PMJではIQOS 3、IQOS 3 MULTIの販売を機に、IQOSストア銀座をはじめ、全国のIQOSストアの店舗内装を刷新。店内では製品体験に加え、IQOS 3のカスタマイゼーションやサイエンスマシンによるデモンストレーションが体験できるなど、リニューアルされている。
IQOSユーザーも紙巻きたばこを愛用する成人喫煙者も、この機会にIQOSストアに足を運んで、新たなIQOSを試してみてはいかがだろうか。
安藤康之