福島県須賀川市にあるCCGA現代グラフィックアートセンターで、企画展「ヘイセイ・グラフィックス」が6月9日(日)まで開催されている。
2019年4月30日(火)に「平成」が幕を下ろし、新しい時代が始まることを記念した展覧会。1989年1月8日に始まった平成の30年間は、社会の構造が目まぐるしく変化を続けた時代で、大衆文化や情報、経済、社会などと密接にかかわるグラフィックデザインの領域においても、否応なく変化の波に飲み込まれていった。
同展ではCCGAの所蔵品の中から、平成に制作されたポスターを展示。激動の30年の中で、グラフィックデザインがどのようにその変化に寄り添い、また視覚コミュニケーションの力により、どのように時代に影響を与えたのかを検証する。
担当者は「社会・文化・生活・芸術などと密接にかかわるグラフィックデザインの作品を通して、激動の30年間を追体験してください。懐かしいポスターもたくさん展示します。思い出を振り返りつつ、ぜひご覧ください」と展示の魅力を話す。
30年間で生まれた素晴らしいグラフィックスの数々。懐かしいと感じるものから、すごいと感じるものまで多数展示されている。平成の締めくくりにぜひ訪れたい。
ウォーカープラス編集部