「トヨタ博物館 クルマ文化資料室」(愛知県長久手市)が、2019年4月17日(水)にオープンする。国内外の自動車に関わる約4000点の資料を通じて、世に出された「クルマ」がどのように社会に受容され、どのようなイメージで表現されていったのか、その軌跡をたどることができる。
世界初のミニカーや自動車切手など、貴重な資料がたくさん!
同博物館では、約800台のミニチュアカーから構成されるタイムラインを軸として、9つのゾーンで文化資料が展示されている。今回はそのなかでも、特に気になる資料を紹介しよう。
まず見るべきは、世界初のダイジェストミニチュアカー。アメリカのダウスト社がダイキャスト製法で製作したもので、1914年製のフォードT型を模したものだ。
“世界初”のものは、ほかにも展示される。“世界初”のモーターショーのポスターや、“世界初”の自動車切手、“世界初”の自動車雑誌など、どれも珍しく一見の価値あり。
約180点ものカーマスコットにも注目。特にフランスのガラス工芸家ルネ・ラリックが製作したガラス製カーマスコット全29種類の常設展示は世界でも稀だという。
ここまで読んで、実際に訪れてみたくなった人に朗報。オープン日から4月26日(金)までは「周年謝恩Week」が実施される。期間中は入館料が半額と、お得に観覧するチャンス!
■クルマ文化資料室 / 2019年4月17日(水)オープン / 住所:愛知県長久手市横道41-100 / 電話:0561-63-5151 / 時間:9:30~17:00 (受付~16:30) ※5月3日(祝)・4日(祝)・5日(祝)は18:00まで延長して営業 / 休み:月曜(祝日の場合翌日)
植木麻友