福井県小浜市の福井県立若狭歴史博物館で7月7日(日)まで、エントランス展「高浜七年祭」が開催されている。
高浜七年祭は佐伎治神社(高浜町宮崎)の式年大祭で、巳年・亥年の6月卯の日から酉の日までの7日間にわたって行われる福井県無形民俗文化財に指定された祭り。今年は6月23日から29日まで行われ、三基の神輿が氏子区域を遊幸し、太刀振・お田植・などの芸能が各所で披露される、若狭地方最大の夏祭りだ。同館がこれまでに撮影した写真や映像などを用いて、様々な表情をもち多彩な見所のある高浜七年祭について紹介する。
担当者は「高浜七年祭は七年に一度だけ行われるお祭りで、京都の祇園祭と同じように、祟りをなす御霊や疫病を流行させる疫神を慰め、鎮める性格を持っています。当館ではお祭りの概要や過去の様子、芸能や儀式の内容を紹介しています」と高浜七年祭について詳しく話す。
同館の展示を見てから高浜七年祭に行くと、より深く祭りを楽しめる。ぜひ若狭歴史博物館に行こう。
ウォーカープラス編集部